日に々、日の出が遅くなっている。遅くなるとともに朝の寝起きが少しず床を離れ難くなってきた。今朝の日の出は06:16であり、日の出場所も随分と南寄りになってきた。冷涼たる朝にラジオ体操を聞き流しながら考えさせられている。
官能都市化と地方創生について、先日の講義を聞いてから考え続けている。
官能都市が地方を創生する 《2016/10/29掲載記事》
人口減少空き家増加、過疎化少子化高齢化に悩む地方は、如何に対応すべきかという講義を伺ったのであるが、その前後における身の回りでの反応を知るにつけ、なにかと考えさせられるのである。
第一回 テーマ. リノベーションを通じた地域創生
第二回 テーマ. 空き家対策における物件調査
第三回 テーマ. 官民連携による地方創生
十月から十二月における全三回の講義は、第二回、第三回に注目されがちであるが、実はその根底に流れるもの、あるいは全体を通徹するメインテーマとして第一回のテーマが存在するのだと思われる。第二回以降はスキル、ノウハウと云うべきものであろうかと思われる。
空き家の有効活用だけに目を奪われてはならないのだと思っている。地方が活性化し創生してゆくためには、ビッグプロジェクト、大型施設、ナショナルチェーンなどを目指してはならないのであり、ましてや補助金頼みなどは論外なのである。
ローコスト、スモールビジネス、ローカルビジネス、多様なコンテンツ&フレキシブルなどがキーワードになるのであろう。身の丈にあうプロジェクトであり、地場に応じた地場独自のものを目指すことが、とても重要なのであろうと考える。
それにつけても、地方創生とか活性化と云うものは、結局のところ”人育て”、”人探し”なのであろうと、つくづく思わされる。清水教授が大垣市を中心とする西濃圏域で企図されている”地域創生プロジェクト”が稔り多きものになるようにと願うのである。
《鄙桜越しに今朝の日の出 06:16》今日は晴れそうだ、畑に出よう。
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