情報安全活用委員会(11.08.05)

2011/08/05 2011年度第一回情報安全活用委員会が開催されました。 再任並びに新任委員に辞令が交付され、委員会構成が審議決定され、さらに今年度事業計画が審議されました。
また、情報安全活用委員会の委員長並びに若干数の委員は地価調査委員会委員各氏と並んで、「新スキーム改善特別委員会」を構成するものであり、該当委員名簿も内覧されました。
新スキーム改善特別委員会は内覧名簿に拠れば、後藤計委員長以下、情報安全活用委員長、地価調査委員長、公的土地評価委員長、企画委員長、鑑定評価類似行為防止特別委員長、さらに北海道から九州・沖縄までの全国地域連合会会長が顔を揃えるという、船頭の数に不足は無いという豪華版です。 大いなる成果が挙がることを期待したいものです。


そんなことは兎も角として、情報委員会の2011年度構成は次のとおりです。
(第一小委員会)ReaMap活用推進小委員会 小委員長 不肖森島
当委員会は前年度からの継続小委員会でして、略称NSDI-PTです。ReaMapのチューニングやブラッシュアップを行うとともに、その公開・周知・活用推進を任務とし、現在は14士協会で実証実験中のReaMapの全国展開を図ります。 いわゆる新スキーム事例調査に於いても、地理座標値の取得、各種属性要因についてAPI機能を利用する自動取得を拡大してゆきたいと考えています。
また、年内に全国数カ所においてReaMapのプレゼンテーションを開催したいと企画準備中です。 09/09 in静岡 鑑定評価と地理情報研修(参加募集中)、10/14 in熊本 九州・沖縄不動産鑑定フォーラム開催に併せて、プレゼンが実施できないかと、関係方面と協議中です。
11/04 in仙台 第29回不動産鑑定評価シンポジウム開催に併せて、プレゼンが実施できないかと、関係方面と協議中です。 他にも9月~11月のあいだに関西方面でのプレゼン開催を企画中です。 また関東地区でも同様のプレゼン実施を企画しています。
(第二小委員会)新スキーム情報閲覧ルール整備小委員会 小委員長:牧野治世子氏
新スキームにより得られた情報の取り扱いの検討を行う。
(第三小委員会)ReaNet機能向上小委員会 小委員長:近藤久男氏
ReaNetの機能向上についての検討。
(第四小委員会)情報安全活用体制推進小委員会 小委員長:藤本孝明氏
情報安全活用体制が未整備な士協会へのフォローアップと推進についての検討。
情報安全活用委員会は情報関連事項なかでも不動産取引情報を取り扱いますことから、新スキーム改善問題と競合重複は避けられないところです。 その前捌きについて小川地調委員長、磯尾情報委員長の手腕には大いに期待したいところです。
さらに、これらの問題が鑑定士のコンプライアンスとも大きく関わるところからは、緒方新会長の示される戦略目標と戦術展開のリーダーシップに期待申し上げるところです。これらの具体策提示と実行までに、それほど多くの時間は残されていないと考えます。 年末の地価公示繁忙期に続く年度末の諸事繁忙期などを考えれば、11月半ばが一つの期限とも考えられます。もう三ヶ月余しかないと考えるのか、まだ三ヶ月余も残されていると考えるのか、秋たけなわの頃になれば、答えが見えてくるのでしょう。
茫猿はただひたすらに、地理情報テクノロジーを追い求めてゆきたいと考えます。それがいちばん確実であり、そこから新スキーム改善を眺めることが茫猿には相応しくまた相当であろうと考えます。 とは言いながらも、09/21開催の理事会に向けて、より具体的かつ実現可能な不動産センサス提案並びにRea Review提案を用意したいとも考えているところです。

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情報安全活用委員会(11.08.05) への1件のフィードバック

  1. 福田勝法 のコメント:

    お疲れ様です。明日の米櫃が枯渇しないよう、精度の高い、迅速な対応をお願いします。

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