あき、かえで、かき

今日で十月は終わり、明日からは霜月、十一月である。
昨日はこの秋初めての、木枯らしもどきも吹いた。
空は高く晴れ、澄み渡っている。
日なたに居れば暖かいが、日陰ではヒンヤリと肌寒くもある。

まだまだ浅いが、木々も赤くなってきた。 手前はハナミズキ、奥はイロハカエデである。

庭の隅に植えてあるから見逃すことも多いのだが、ドウダンツツジは真っ赤になった。柿を収穫した。この二年ほどは枝を切りつめ木の背丈を低くしたから、実なりは僅かだったけれど、この秋は久しぶりに豊作である。 この柿は渋柿である。 これから皮を剥いて、風通しの良いところに吊して干し柿にするのである。 父母が存命中は、父が収穫し母が皮むきをして竿に吊していた干し柿づくりを、この秋は私ひとりで行う。
《 柿干して  木枯らしを待つ  夜なべかな 》 (茫猿)
今宵の月は月齢15.6、ほぼ満月である。 冷気が心地良く月も冴えわたる季節になってきた、 秋深まるなのである。

月めくりカレンダーも残すところあと二枚となった。この一年間何をしていたのだろうかと思う。私的には畑仕事に精を出し、父母の三回忌を勤めたし、夏には北海道周遊旅行もした。 いずれも満足する結果を得ており、納得できる一年であった振り返る。 しかし、業界的には関わった新スキーム改善問題は、度重なる上申書や意見書も悉く無視され、見るべき成果はなにも得られてはいない。 所詮、年寄りの冷や水、茫猿の遠吠えであると承知していても、やはり虚しい思いは避けられない。理解されることの少ない徒労であるけれど、自らにけじめを付けるという意味からも、年内は関わろうと考えている。

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