朋有り 朋来る

春の嵐にも似た昨夜来の豪雨一過、翌朝はからりと晴れた04/25、今や老男女となった高校の同窓生十数名が鄙里を訪れてくれました。 雨に洗われて鮮やかさを増した新緑と咲きそろいはじめた牡丹やヒラドツツジが彼らを迎えたことです。

昼前にやってきた彼らは、カエデ若葉の木洩れ陽の下で飲み食べおおいに語るひとときを過ごしてくれました。 用意した大鍋一杯の芋煮春バージョン《里芋は馬鈴薯に、風味付けに散らす芽山椒》、地鶏スモーク、飛騨牛二キロ、焼き野菜は甘藷と南瓜、〆には焼きそば《ソース味と塩麹味》の総てを腹中に納めてくれました。 酒量こそ落ちたものの健啖ぶりはさすがであり、だからこそ遠く鄙里まで訪ね来て、卯月の若葉をわたる風や陽射しを楽しめるのだと思わされました。

往年の美少女たちは今や孫自慢に目尻を下げる媼となり、気鋭の志しを胸に宿していた少年たちも平均余命を数える翁となりましたが、茫猿鉄道ジオラマを楽しむ童心は忘れていませんでした。 降りしきる雨の中での買い出し、早朝からの仕込みと設営準備にと、古稀を迎えた茫猿には多少は荷が重い感じがしないでもありませんが、まだまだホスト役が務まる体力を残しているぞと思いはしたものの、彼らが帰ったあとは後片づけもそこそこに爆睡する始末でした。

様々に年輪を重ねて集う古稀の面々は、《病に伏すことなく、暇無く介護に追われることもなく、何よりも生き延びて》、歳月を重ねてなお集える幸せな笑顔を見せています。 茫猿にとっては集い来たる老朋友を迎えられる幸せを思わされた一日でした。 さりながら、老女達に囲まれて写る我が面《つら》を改めて眺むれば、茫猿の老けぶりも日焼けぶりも並じゃないなと思い知らされます。

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カテゴリー: 只管打座の日々 タグ: パーマリンク

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