つばめ巣立ち

空梅雨だったから、昨日からの雨は干天の慈雨である。茫猿も連日の畑仕事から解放され、痛む腰にとっては良い骨休めとなっている。 『鄙からの発信』はもう二週間も更新を怠っているにもかかわらず、サイトを訪れてきて頂いてきている方には、サイト休止?と思われているのカモと秘かに思っている。 休止という訳ではなく、野良仕事の汗で眼を多少痛めたのと、業界がらみで何かを書けば浦島になりかねないことから、ついつい億劫になっていただけである。 そういえば、以前に「サイトの旬」という記事をアップしたことがあるが、あれから三年余も過ぎた。今や旬どころか「枯れススキ」状態なのカモと思っている、梅雨寒むの午後である。

梅雨といえば紫陽花《アジサイ》である。慈雨を受けて咲き始めた紫陽花。

茫猿は同じ紫陽花でも、こちらのガクアジサイが好みなのである。

晴れが続いていた一昨日、我が鄙里の上空を十数羽のツバメが乱舞していた。どうやら雛の巣立ちのようである。 我が家には一向に巣を設ける素振りを見せないツバメであるが、毎年数度は訪ねてきて電線に停まって一休みしてくれる。梅雨時の楽しみでもある。 いつかは我が陋屋にも巣を掛けてくれないものかと願っている。 写真は親鳥と雛のツーショットと見たけれど、如何なものだろうか? 《やや小振りで尾羽が短い手前が雛?》
時を同じくして鄙桜には見慣れない小振りの鳥《ツバメよりやや大きい》が二、三十羽やって来ていた。鄙桜の熟れた実を啄みに来ているようだ。 こちらは近寄ってカメラを向けると一斉に飛び立ってしまうので、写真は撮れていない。

話変わって先日のこと、日鑑連のさる方からe.Mailをいただいた。 REA-NETの今後を検討しているから、茫猿の意見を聞かせてほしいというのである。 REA-NETといっても、REA-JIREI偏重に傾いている日鑑連に、日毎に浦島化しつつある茫猿がいまさら何かを申しても詮無いこととは思いましたが、せっかくのお尋ねですから、思うところを申し上げました。 以下はその返信e.Mailの写しです。

『拝復、貴信を拝見致しました。
何かとお忙しいなかに、REA-NETの将来像をご検討頂いている由、忝なく存じております。せっかくのお話しではございますが、貴兄のご認識と、小生の基本認識には、大きな隔たりがあるように存じます。
小生は、a.悉皆調査《現新スキーム》、b.双方向性を確保したイントラネット、並びにc.地理情報の三項は、鑑定業界の帰趨を左右する重要なインフラであると考えております。

新スキームの件はさておくとして、REA-NETは会員の全員参加と双方向性確保とがとても重要であろうと考えています。REA-INFOは電子会議が可能なシステムであり、REA-DATAも双方向性を維持する情報交換手段です。 REA-NETはREA-JIREIから始まったものではなく、REA-INFO並びにREA-DATAからスタートしています。 いわば、REA-NETから始まるKnowledge Managementを意図するものでした。

その観点からすれば、REA-DATAのメンバーリストは有効なツールですが、REA-INFOにおいてメンバーリストが機能していないのは、REA-INFOを有効に活用しているとは とても申せない状況であると考えております。 また、REA-NET開発当時とはiNet環境が大きく変わり、様々なSNSが利用可能な現在では当初開発コンセプトに拘泥する必要も無かろうと考えます。

地理情報に関して申し上げれば、評価対象地、公的評価地点、取引事例等の総て、すなわち鑑定評価が扱う全データについて地理座標値を持つことが重要であり、評価業務のスタートであると考えております。 REA-MAPはそれを実現する有効なツールであるべきと考えます。 しかしながら、地理座標値について業界の認識は未だ道遠おしの状況にあり、取引事例に座標値を持たせることについてのコンセンサスは得られていません。

同時に地理情報を個々に活用出来得る環境も大きく変化していますから、REA-MAPにこだわる必要も無くなっているのかもしれません。

今や、REA-NETはREA-JIREI機能にのみ限定し、他のシステムや機能は削除すべきなのかもしれないとも考えつつあります。 REA-MAPやサイボウズ等のグループウエアは、個々の士協会における自助努力と自主運用に委ねて然るべきかと考えています。 2006年当時の企画に拘泥すること自体が、業界ネット環境の発展を阻害するものなのかもしれないと思いつつあります。

お尋ねに対する答えには為っていないのかもしれませんが、使いこなせないツールなどは無用の長物であり、連合会が用意するインフラは必要最小限度でよいのではなかろうかと考えつつあります。』

《改めて読み直せば、何とも冷ややかな物言いをしたものよと、内心忸怩たるものも少しはあるが、使わない或いは使えないシステムなど、無用というより邪魔物であろうと云う思いは今も変わらない。》

話はまた転じて、某SNSでは日鑑連の定例総会が話題となっている。議事進行の捌きが良かったという話である。 それに関して、茫猿はこんなフォローコメントを投じたのである。

『今年度の総会については何も承知しませんが、過去の総会や理事会体験から思わされたことは、「起承転結、メリハリ、筋目という類の配慮が乏しい。」ということです。

1.質問、発言予告通知の無い発言を安易に認めがちである。
2.質問や発言と、執行部答弁を会員HPに開示しようと云う姿勢が見られない。 《今や、会員限定で動画をHPにアップすることもできるのに、検討する意欲がない。》
3.欠席理事や代議員について、氏名と欠席理由《本人申告》が開示されない。
4.事前に配布し、議案精読時間が与えられているにもかかわらず、執行部の提案理由朗読時間が往々にして長すぎる。《時間の浪費であり、事前精読者に失礼である。》等など、ケジメある日鑑連運営を心懸けるという姿勢に乏しいことが気懸かりです。総じて、情報開示姿勢に乏しく、知らしめず拠らしめよ姿勢が気懸かりです。

情報開示は当事者にとって、とても鬱陶しいことではあるが、当事者に緊張感を生むとともに、長期的には求心力や推進力を増強するものであろうと考えるのですが、如何なものでしょうか。』

投じてから、これもウラシマ茫猿が今さらと思い直し削除しようとしたが、既にフォローコメントにフォローが付けられていたから、削除は失礼なことになりかねないので、そのままに晒している。 でも申していることが誤っているとは考えていないのである。

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