Mac 再び

パソコンをマック《Macintosh》に替えつつある。替えつつあると云うのは実機が目の前にあり、この記事もMacを使って書いている。しかし、全面的に転換が終わった訳ではなく転換作業は道半ばであるから替えつつあるというのが実態なのである。

14/04/09をもってWindows XP のサポートが終了したし、四月半ばにはMicrosoft Internet Explorer の脆弱性が騒がれていたから、おもむろに機種変更に着手したというわけである。 前機種EPSON・Endeavorは購入してから五年近くになるし、OSもXPであるからぼちぼち替え時にきていたということでもある。

XPのサポート終了については四月初めに最終のサポートが実施されているし、MIE脆弱問題については、IEはイントラネット以外は使わず、主に使用するブラウザーはGoogle Chromeであったから、それら脆弱性問題について当面はほとんど関係ないといえば関係なかったのである。それでWindows8をインストールすることを選択せず、この際にApple-Macintoshへ回帰しようと決めたのである。

現役の頃は地価公示支援ソフトをはじめ多くの鑑定評価関連ソフトやイントラネットの総てがWindows仕様であったからMacを使用することは適わなかった。かなわなかったというよりも経済的ではなかったし、煩瑣でもあった。 もともと茫猿のパソコン人生はN5200に始まり、Mac利用の期間が長かったのである。DOS-V機利用期間のほうが短いのである。 過去記事に記したこともあるが90年頃から2006年に至るまで、業界では少数派というよりも異端に近いApple-Macintoshユーザーだった。前掲の記事を書いた時にSteve Jobs 氏への手向けとしてiMacの購入を考えていたのだが実現せず、いつかはと思っていたことも今回のMac回帰の大きな理由である。

業務の必要上からWindows に移行を始めてからもしばらくはMacを併用していたし、その後も時々はMacintoshを使っていた。iPadを使ったこともある。 いまも身近には家人に払い下げたMacBook Airが存在しているのであるが、先に述べた理由から全面Macというわけにはゆかなかったので、最近はMacにふれることも少なかった。でもやはり、何と云ったってMACなのである。携帯電話もiphoneに変えているから、携帯電話の管理や携電デジカメとの親和性からいってもMacintoshなのである。

LC2LC630Performa 588セントリス650セントリス610、パワーMac7100、P.Mac7600/120、PowerMAC:1400cs/133、PowerMAC:G3/333 Bronze、PowerMAC:G4/800などと長年MAC遍歴を重ねてきた筋金入りのMacFanとしてはパソコン人生の終活は“Apple-Macintosh”なのである。

Macの何に惹かれているいるのかといえば、様々に挙げることができよう。このごろではDOS/VとMacの差異も素人目には目立たなくなってきたけれど、インターネットに慣れたのも、素人細工ではあるがプログラミングを始めたのもMACからだったし、他にもカスタマイズの容易さ、アイコンの多様性などなど幾らでも挙げることができる。なかでも茫猿が一番気に入っていて、今回も懐かしさにひたっているのはサウンド・通知音・SOSUMIである。このSOSUMIという奇妙な名前にも曰く因縁があることを今回初めて知った。《SOSUMI紹介記事はこちら

Macintoshがネットヴィールスに強いというのも定評あることである。ただ、このネットヴィールスに強いというのは、Macintoshが少数派であることやMac本体にセキュリテイ機能が組み込まれていることなどにあり、アップデートを怠れば安全は保障されない。
それにiphone、ipad、ipodなどがシェアを伸ばしたことから、対策は講じておかねばならないだろう。

現役を退いた茫猿がMicrosoft Officeを使うことは少なくなったけれど、以前から使っているOffice-mac版がある。もちろんのことWin-Officeのファイルは大半がMacで読める。最近の茫猿にとって写真の編集やアルバム整理が結構な仕事なのだが、MacのiPhotoはとても優れものなのである。《注.1》 写真と地図(撮影地)のリンクなどもお手のものである。イメージデータ処理が得意であるMacには、iMOVIE《注.2》という動画編集ソフトも用意されているから、既に撮り貯まっている幾つかの孫の動画の編集に挑戦して、孫が陋宅にやって来たら成長記録映画鑑賞会を行おうなどとも考えている。 他にも孫とビデオ通話ができるFaceTimeも今や欠かせない日常ツールである。

まだまだ当面の設定作業が残っている。プリンターやファクシミリなど周辺機器との接続・設定、バックアップ機としても使いたいWindowsマシンとの接続・設定作業《通販でオーダーしたデータリンクケーブルの到着待ち》《注.3》もある。そして、終活に採用したMacintoshを生涯の友として、楽しく心豊かな日々を過ごしてゆこうと思っている茫猿なのである。

日々のなんの変哲もない移ろいのなかで、息子や嫁がiCLOUDに大量にアップしてくれた孫の写真や動画《既に千件近くになる》を、白鳥英美子さんのアメージン・ググレースをBGMにしてスライドショーとして見ていれば、ほのぼのと癒されるという世間並みの爺さまの楽しみが味わえるのもMacなればこそである。

茫猿のデスクトップの写真である。 右のモニターがMacintosh対応、左はWin対応である。モニターの併用も考えたが、机上に余裕はあるしモニター併設のほうが便利だから並べている。中央に小さく見えるのが今回購入したMac miniである。 Mac miniを購入するについては、MacBookAirも検討したけれど、 今の茫猿にはモバイル機能を考慮する必要性はないので廉価なMac miniを採用し手持ちのモニターを有効活用したのである。現役の頃であれば、間違いなくiMacを採用したことであろうが、今の茫猿はやたらに物を増やすことなく手持ち機材の有効活用を図るのが優先事項である。それにしても、Macintoshも手頃な価格になったものだと改めて感じ入っている。DSC08333

注.1 顔認識技術をベースにした「人々」機能が用意されている。ライブラリーに保存される人物像に名前を付加しておくと、特定の友人や自分の家族の写真をサクっと探せるようになる。しかも、「人々」機能が便利なのは、いったん名前設定しておけば、あとから画像を取り込んでも自動で追加していってくれる。《14.05.24追記》

注.2 iMovieは予想以上に手軽な動画編集ソフトだった。デジカメで適当に撮っておいた動画ファイル数編を読み込んでつなぎ合わせて編集するに一時間も要しなかった。ムービー・タイトル、エンドロールの 作成も用意されているパターンを選択して背景を重ねたりテキストを入力したりすればできあがる。撮りためた動画の切り取りやつなぎも容易である。出来上がったものはDVD保存すれば、遠隔地に住まいする孫に送ることもできる。茫猿がMacを使っていた頃に動画の編集を行おうとすれば、プロ仕様機を用いなければかなわなかったことを思えば、最近のMac機能の向上はめざましいといえる。これからは撮影技術と編集技術を磨かねばならない。

思い返せば、2006年頃、我がMacintosh時代最後の使用機であるPowerMAC:G4/800ですら、CPU500MHz  標準搭載メモリーは256MB(512MBまで増設していたと記憶する)、HDは80GBだった。しかるに、今回購入したMacMiniはCPUが2.5GHz  搭載メモリーは4GB 、HDは500GBなのである。価格は1/5に機能は五倍ではきかないだろう。 動画編集がサクサクと行えるのも不思議ではない。 筐体にしてからが、PowerMACは43.2cm×22.6cm×46.7cm  14.1kg であるのに、MacMiniは19.7cm×19.7cm×3.6cm  1.2kg である。十分の一以下にスリム化しているのである。可愛い弁当箱のような筐体であるが、侮れないのである。 《14.05.24追記》

注.3 データリンクケーブルは拍子抜けするほど簡単に、MacパソコンとWinパソコンをつないでくれた。USBケーブルで両機を接続すると、すぐに管理ソフトのインストールが始まり、あとはマニュアルにしたがって若干の設定をおこなうだけである。Macパソコンモニター上のマウスカーソルを画面の端に寄せてゆくとWinパソコンの画面上にそのカーソルが現れるのである。

同時にキーボードも同期されるから、Macパソコンの中から手を伸ばしてWinパソコンを操作する感覚である。 ファイルやホルダーをドラッグアンドドロップしたり、コピーアンドペースしたりとサクサクに動くのである。このケーブルが以前から存在していれば、切れ目なくMacintoshを使い続けていたのにと思わされたのである。

データリンクケーブルが届いて、コードレス・キーボードと同じくコードレス・マウスをMacintoshとWinで共用するから、デスクトップはすっきりとしたのである。しかしデータリンクケーブルにも難点が一つある。システムを終了する際に、Winを先に終わらせないと、Macの終了後ではキーボードやマウスがWinで使えなくなりWinの終了は強制終了になってしまうことである。《14.05.24追記》

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カテゴリー: Macintosh パーマリンク

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