大根しゃぶしゃぶ

12月3日放映のスーパープレゼン《Eテレ》を見ていたら、「The 3 A’s of awesome:最高な人生をおくる三つの秘訣」と題するプレゼンが放映されていた。世の中は幸せなことだらけなのだから、限りある人生のなかで、それを楽しもうというのである。

There are so many things to be happy about. We are the only species on the only life-giving rock in the entire universe that we’ve ever seen, capable of experiencing so many of these things. I mean, we’re the only ones with architecture and agriculture. We’re the only ones with jewelry and democracy.
《世の中は幸せなことだらけ。これって人間だけですよ。生命が存在できる唯一の惑星に住んでいて、こんなにいろんなことを楽しめる。建築に農業、ジュエリーに民主主義。》

そこで、茫猿に日常的な幸せはいったい何があるのだろうと考えてみた。茫猿のまわりでも実に多くの日常的な幸せが溢れていると改めて思わされたのである。日常的な幸せに充足されて過ごせばよかろうと云うのではない。 日常的な幸せに気づくことから日々の充足も、明日への気力も湧いてこようというのである。

《焼き芋》 鄙の茅庭を掃除をすると、大量の枯れ枝に切り落とした下枝や下苅りした草が山積みになる。それらの枝草を畑の隅で焼却処分するのであるが、燃える炎が消える頃に結構な埋め火ができる。この埋め火で焼き芋をするのである。埋め火の横にアルミ箔で包んだ《この秋に収穫した》サツマイモを埋めておくと、三十分くらいで旨い焼き芋ができあがる。焦げ目が香ばしい熱々をほうばるときに、初冬の小さな幸せを味わうのである。《Awesome》

《大根しゃぶしゃぶ》 大根を調理する時にその刻み方は、輪切り、半月切り、イチョウ切り、時に短冊切りなどしか、刻んだことがなかった。 ところが過日、少し高いピーラーを入手したのである。 ピーラーの一般的な使用方法は皮むきであるが、ふと思いついて、大根をこのピーラーで削ぎ切りにしてみたのである。

畑から抜いてきて削ぎ切りした大根を、出汁を張った土鍋でシャブシャブにしてみたら、なんとこれが絶品なのである。 出汁と削ぎ切り大根だけではあまりにも貧しいので、その時々で地鶏、鱈、カワハギなども合わせて水炊きにするのであるが、鶏より魚より削ぎ切り大根が一番旨いのである。年齢を経たせいかもしれないが、魚や肉の旨味がでた芳醇な出汁で削ぎ切り大根をさっと湯通しするのが一番なのである。大根しゃぶしゃぶに使うポン酢にしても、畑から捥いできた柚子を絞って作るから旨くないわけがないのである。《Awesome》

《柚子大根》 大根と柚子といえば、柚子大根である。大根の切り方は好みだが、少々厚めの短冊切りなどにした大根を軽く塩もみしてから、輪切りにした柚子をふんだん混ぜてつけ込んでおけば、一晩で柚子の香り高い柚子大根が出来上がる。この季節の楽しみ香の物なのである。 《Awesome》

《伊吹山初冠雪》 数日前に冠雪したものの、雲間に隠れて姿を見せなかった伊吹山が今朝は顔を見せている。青空に映える白銀というわけにはゆかないが、この冬最初に見た白い伊吹山である。《これも Awesome !! なのである。》

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