南山会 in岐阜

南山会例会が岐阜市内、Brasseri Malkin にて開催され、茫猿も御案内を頂き出席して、懐かしい方々と旧交を温めてまいりました。南山会とは南山大学出身の不動産鑑定士の集まりです《現在の会員数二十数名》。鑑定士・南山大学同窓会とお考えいただければ宜しいでしょう。

茫猿は南山大学卒業生ではありませんが、初代会長から二代目、三代目会長と知己を得ていること、南山大学《カソリック系》と同じくキリスト教系大学である同志社大学《プロテスタント系》の出身であることなどから御案内をいただいたのです。

久しぶりに夜間の岐阜市へ出る茫猿は、岐阜駅まで家人に送ってもらい、駅ビル内の書店に立ち寄ったのちに、岐阜駅前から玉宮町通りを北進して、会場であるBrasseri Malkin が立地する柳ヶ瀬に向かうのです。変貌著しいと聞く、夜の玉宮町通りそして今の柳ヶ瀬を歩いてこの眼で見たいと考えてのことです。先ずは、ライトアップされて夜空に金色に浮かぶ信長象です。闇の中に浮かぶ信長象は、昼間のそれとは異なり、駅前の情景として馴染んでいるように見えました。20151009nobunaga

駅前ペデストリアンデッキ《歩行者回廊》から望む岐阜駅前の夕景です。《撮影時間は午後6時半頃》 帰途を急ぐ通勤通学者が多く見えます。20151009gifueki

岐阜駅前から金宝町通りまでの約500mの玉宮町通りは、以前よりさらに多くの居酒屋風の飲食店が軒を連ね、多くの若者グループが歩いていました。撮影時間帯では人通りがまばらに見えますが、南山会がお開きになり名古屋方面へお帰りになる会員さんと、歩いて岐阜駅に向かった時間帯には、多くの若者たちが歩いていました。いま一番活気のある飲み屋街という評判に偽り無しでした。

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対比して、同じ時間帯の閑散とする柳ヶ瀬本通の光景です。いずこも同じと云えばそれまでですが、JR駅前への一極集中は岐阜市においてもご同様ということのようです。20151009yanagase

今年の地価調査結果では、JR岐阜駅前と柳ヶ瀬の地価格差がまた開いたという記事があったと記憶しますが、現実の人の流れはそれを如実に示しているようです。玉宮町通りの人並みの列が柳ヶ瀬までつながる日がくれば良いなと思わされました。

会場のBrasseri Malkin は南山会メンバーの寺村さんが経営するフレンチレストランで、オーガニックワインと創作料理が売り物のお店です。今夜のMalkinも風情ある佇まいでした。お店の前の樹々の葉も色づき始め、夜空にくっきりと浮かんでいました。20151009zenkei

20151009kohyoh夕刻七時から始まった例会は、美味しい料理と旨いワインに後押しされ、歓談は途切れることなく九時半過ぎまで続けられました。フレンチ料理について食レポの筆力は持ち合わせませんが、軟らかいチーズをソースにしたサラダ、ロースト・ジビエのジュウシーさ等々、ポールボキューズ名古屋の元副料理長が腕を振るう料理はいずれも堪能できる旨さでした。終わりにコーヒーとジェラートをいただいて、例会はお開きとなるのです。20151009diner

お店の前で参会者一同の記念撮影です。世代を超えた同窓鑑定士が集う会は、和やかな語らいのなかにも不動産鑑定評価 の将来を語る熱気も交錯し、とても羨ましく思える集いでした。参会者一同は、Brasseri Malkin が益々発展して柳ヶ瀬回復の起爆剤となることを願い、次例会での再会を約して、帰途につくのでした。20151009menber

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