大阪府不動産鑑定士協会が開発して、無償公開しているスマホアプリ「鑑定の友」が優れものです。「鑑定の友」をダウンロードして、試してみましたが、確かに”鑑定の友”です。
連携する基本のアプリは資産評価システム研究センターが提供する全国何処でも使える「全国地価マップ」であり、地価マップが使えるだけでなく、GPSを利用して現場における現在地と公示地や路線価がリンクしてサクサクと使えると云う点が優れものです。誰しもが有れば便利と考えていながら、何処の士協会も開発しなかったアプリを開発した大阪鑑定士協会の行動力に拍手。 👏
このアプリをスマホにインストールする前に、全国地価マップについて、PCで詳細を確認してから、スマホ利用するのが宜しかろうと思います。 また地価マップの「自己責任利用留意事項」について同意する時には、職業選択のボタンクリックも忘れないこと。
浪華らしいといえば、大阪士協会が提供している案内用の動画には最後に松永明さんが登場していわく「ええやん これ 使えるな 😀 」
GPS、ナビ、接面道路線価、周辺の公示地・基準地、事例地《あらかじめ一覧をメールなどでスマホへ送り設定しておく》などを、現地で有機的に結合して活用することが考えられます。並行して写真ファイルを事後に活用し易い形式でスマホで撮影保存することも考えられます。(またアンドロイド・スマホについては詳しくありませんが、)iphoneであればiMacなどのパソコンとリンクさせて簡単に同期できますから、現地のスマホとデスクのパソコンが一体的に利用できます。《Windows8以上のDOS/V機でもUSB接続で同期できます。》
Cloudシステムと併用すれば、さらに可能性が広がってゆく予感がします。
※鑑定の友使用方法の詳細
※全国地価マップ (資産評価システム研究センター)
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