冬の花 山茶花が終わり、早春の花 スイセンも盛りを過ぎ、ロウバイも紅梅も散った。そして、いよいよ花爛漫の季節到来である。白梅は今を極みと香り、寒緋桜が開き始めた。《他にも、マンサク、トサミズキ、サンシュユ、ヤブツバキなど》
白梅の花萼の色違いを楽しんでいる。左の白梅は花萼が緑で清涼感が高く、萼が紅い右の白梅は艶っぽい。
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今が満開のマンサク。そして桜の季節 幕開きを告げる寒緋桜である。この花の緋色は青空によく映える。
《こんなメモが下書きに残っていた。》書き続けている、書き続けている、読む人も無く、読まれることも無く、書き続けている。何のために、誰のために、書き続けるのかと思いながらも書き続けている。こんな垂れ流しを読まされる人は気の毒だが、頼んだ訳でも脅迫した訳でもない。iNet空間に漂っているデジタル信号が誰かの検索網に引っかかっただけのこと。流した茫猿が気に病むことでもなかろうと思いつつ、脈略も無く今日の伊吹である。
とやこうやと言いながら、この記事でも末尾に拾われてくる過去の関連記事を楽しんでいる。 梅は半ばが佳し、桜は残が佳し ( 2012年3月1日)などを拾い読みしつつ、過ぎし日の自分に懐かしく出会っている。であれば書き続けるのも、誰のためでもなく己の為ということか。山茱萸《サンシュユ》も開いていたのを見落としていた。喬木に咲く花には青空がよく似合う。稗搗き節に唄われるのはサンシュユではなくサンショだと云うけれど、恋しい人を呼び出すための鈴を懸けるのなら早春に花を咲かせるサンシュユが好ましい。
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