咲いた、眺めた、偲んだ

鄙桜は今年も変わりなく咲いた。そして眺めた。
様々な  こと 思い出す さくらかな 《芭蕉》
かえりみる 去年(こぞ)のさくらも このさくら 《詠人不知》
「もう一句」
手をあげて 此の世の友は 来たりけり 《三橋敏雄》

開花した六日から曇天と雨天続きで青空に映える桜が撮れていない。雨のなかに青若葉と白き花弁のグラデーションは、やや薄ぼんやりと風に揺れている。居室窓外の川面に揺れる山桜をしげく眺めるようになって、既に七年が過ぎた。2010年以前も時分になれば鄙の山桜とか茅屋の桜などと記事にしていたけれど、はっきりと”鄙桜”と呼んで記事にしたのは2010年の春に始まる。《04/09  15:30》

それから八度目の鄙桜である。車椅子の上から眺めていた母も、”イヨッ”と手を挙げ訪ね来たヒロカズもムラキタも、いない春である。桜の下に、もういない人たちを偲ぶ夜である。《04/09  20:30》

《04/10  06:00  今朝も花曇り》

《鄙桜(山桜)、上の写真右側の青若葉が多い桜》

《大島桜、同じく左側の桜》

《花付きが増えてきた枝垂れ》

《鄙里から眺める残雪の伊吹山と染井吉野 04/10 06:30》

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