いつの間にやら秋立ちぬ

先月21日に発生して以来、南方海上を迷走に迷走を重ねた台風5号が、昨日午後から四国沖から紀伊半島田辺市に上陸、奈良市付近から米原付近を経て今未明に日本海に抜けた。久しぶりに当地方の西北方近辺を駆け抜ける台風である。

当地方・伊勢湾沿岸・美濃南西部にとって、伊賀から近江・米原そして若狭・敦賀へ抜けてゆく台風が最も危険かつ警戒を要する台風である。かの伊勢湾台風がそうであったように、台風の進行方向の南東後方から台風へ向かって吹き込む雨風が危険かつ警戒を要するのである。

台風5号の風はまあまあ厳しく、雨量もそこそこだった。一時は揖斐川の支流牧田川の破堤が警戒されているとテレビニュースが伝えていたけれど、事なきを得たようである。揖斐川上流部には相当の降雨量があったようだが、揖斐川本川を警戒水位には至らせなかったようである。伊吹山をはさんだ滋賀県側では米原に降った雨で姉川が決壊して長浜に浸水被害をもたらしたようである。

今朝は台風一過の秋空とまではゆかないが涼しい風吹く朝である。そういえば、今日あたりは立秋である。猛暑とか熱中症とか言っているうちに、気づけば秋立ちぬ朝なのである。

この「鄙からの発信」も長く更新していない。気づけば7月24日以来の更新である。我が身の帯状疱疹後遺症の神経痛はややおさまってきてはいるが今も右胸が痛んでいる。長く続くMac-miniの不調も更新の妨げであった。老朽化したMacは動きが遅くなったし、突然にダウンするようになった。どうにも我慢ならずに機首を更新して初期設定がようやく終わったところである。

《※Macの老朽化と記したが、確認したら2014年の購入である。それほどの老兵ではない。それによくよく調べたらダウンの原因はMacではなく、本当に劣化したモニターのせいでもあるようだ。》

時折、晴れ間がのぞくなかで、畑と雑木林を見まわる。林のなかは枯れ枝がたくさん落ちている。畑の倒れた苗物に支え木を付けていて、ふと父と母を思い出すのは、来週がお盆だからだろうか。今年のお盆には息子も孫もやって来ないかもしれない。まだ何の連絡もないけれど、来て良し、来なければそれも良しと考えている。

台風襲来のような非日常の時にふと、こんな時に親たちはどうしていたのだろう、何を考えていたのだろうと、脈略もなく思い出すのである。思い出す晩年の彼らに少しづつ近づいている私なのである。

夜ふけて、祭り太鼓の練習を終えて東空を眺めると、綺麗な月が浮んでいた。帰り来て調べれば、今宵は望月である。秋立ちぬ夜に雲も風に吹き飛ばされた晴れ空だから、少し早いが冴え渡る仲秋の名月でもある。

 

 

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