ガラケーに戻した

昨日、携帯電話を2年間使ったスマホ・iphone6-plus(5.5インチ)から、ガラケーのDocomo-N04Bへ戻した。変更した理由は幾つかあるし、変更に伴い思わぬ余禄もあったのである。

変更理由は、スマホでネット接続することが殆ど無いこと、脂気の少なくなった指でパネルタッチの不自由さ、6-plus(5.5インチ画面)だから携行に手に余ること、何より月額料金が目に余ることなどがある。プラス要因としては、月額通信料金の低廉化、手に馴染む使い勝手の良さがあり、思わぬ余禄とはiphone6-plusが結構な価格で売却できて新しいデジタルカメラを購入できたのである。

2013年のこと、息子に勧められてスマホ(iphone5)を手にしたのである。帰省した息子が使っている画面の大きなスマホを物欲しそうに眺めていたと受け取られたのであろうか、キャリアを変えてのスマホの買い替えを強く勧める彼に付き添われて販売店に赴いたのである。

その後、2015/09には海外旅行に際して手荷物を少なくするために、カメラ機能が充実し画面の大きなiphone6-plusに変えていたのである。けれども、ネット接続はスタンドアローンのMac-miniを使うから、画面の小さいスマホを使うことなど全くといって云いくらい無い茫猿である。タッチパネルの操作は誤動作が多いし、何よりも音声通話であれSMS通信であれ退隠の身では利用することが、とても少ない。それにしては月毎の利用料金が目に余るのである。

iphone利用で一つだけ良いことは、日毎にicloudにアップされる孫の写真や動画を眺めることであるが、これとても何処でも見れるということを除けばスタンドアローン・Mac-miniで見られるのであり、Mac-miniで見た方が画面も格段に大きいし操作も楽だし音声もクリアなのである。それに何処でも孫の顔写真というほどは爺馬鹿でも無い。

だから、この際にと思い切ってスマホをガラケーに戻したのである。これも終活の一つであろうと考えている。戻したガラケーは2010/8に購入したDocomo-N04Bである。このDocomo-N04Bは2013年の頃にiphone5を購入した時に、なぜか手放さず机の引き出しに放り込んだまま保管していた機種である。

機種のエンジ色、手持ち感、機体の薄さが気に入っている機種であり、現行販売機種にこれを上回るものは見つからないのである。もう一つ機体に貼り付けた揚羽蝶のシールがお気に入りなのである。いささか衰えが兆してきている耳にもこのガラケーは優しい、通話音声がスマホよりクリアになった感じがするのである。購入から七年を経過したけれど、機能に遜色は認められないというよりも、このDocomo-N04Bがメニューに表示する数多くの機能とて、通話とSMS以外は使う予定もないのである。

さてスマホ手放しの余禄である。販売店でiphone6-plusの売却価格を確認したら、現金で18,000円、ポイントであれば20,300円という。迷うことなく、ポイントで売却しデジタルカメラを購入したというわけである。

デジタルカメラは、このポイント額の範囲内で購入可能な機種も幾つかあるけれど、この際であるから幾らかを財布から足して上位機種を購入しようと考えた。一眼レフにも触手が動かないわけではないけれど、図体の大きさ・重さ・価額の高さから早々に視野の外である。

手持ち感、カメラらしさを重視して選んだのは「NIKON COOLPIX A900」である。広角24mm相当から光学35倍ズーム、電子ズーミング70倍、高速連写などなど機能的にも申し分ない。iphoneでは難しいマクロモードも簡単なのである。それにカメラらしくスタイリッシュなNIKON製品でもある。このカメラをぶら下げて”高知の市電”を撮りにゆくのが、目下の楽しみなのである。

 

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