冬枯れの朝

寒さ厳しい朝が続いている。とは言っても積雪※cmという訳でもなく、霜柱が高く蓮カメに薄氷が張る程度のことである。暖房用灯油の使用量が例年より少し多いが、それにしても加齢による寒さ堪え性が低くなっただけかもしれない。

昨夜は高校の同級生の叙勲祝賀会に出席して、懐かしい顔ぶれとしばしの歓談をした。五十年も前に同じ学び舎で机を並べた彼の叙勲は同級生皆の誇りでもあると挨拶する。ご夫妻共々、同級生であるから皆の喜びもひとしおなのである。

近場歩きをする者や、土いじりに勤しむ者が多くなったのであろう、美濃近江国境の寝物語の話や、畑を荒らす獣害鳥害の話で盛り上がる。

我がジオラマをもう一度見たいと言う仲間もいるし、庭で宴会を再び行えと言う仲間もいるが、ジオラマは片付けてしまってあるし、屋外BBQについては準備や後片付けが億劫な年齢になってきたから、返事によどむ。《北風のなか自転車で約十分の役場前バス停に行き、バスに三十分乗り大垣駅まで、帰りのバス便に合わせて中座して帰る。変われば変わったものである。》

今朝の伊吹山は数日来の降雪で白い輝きを増している。

雑木林のイチョウはすっかり葉を落として裸木である。

来週は、高知市電とくろしお鉄道乗車の旅に出かける。思う存分に乗ってこよう。

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