ファイナル・セミナー? -2

何やら、底なし沼のような虚しさを感じている。03/02の京都シンポジウムで感じた違和感の正体に気づいたからである。前号記事で、清水ゼミが目指すScienceとArtの融合について、『”Science”とはビッグデータを駆使した統計解析であり、より具体的には不動産取引価格情報を基礎データとするヘドニックアプローチなどである。

”Art”とはいわゆる芸術ではなく”リベラル・アーツ”などと同義であり、具体的には不動産鑑定評価を指す。言い換えれば「統計解析」と「鑑:目利き」の融合なのであり、統計解析を基礎とする不動産鑑定とも云えるであろう』と記した。鑑定評価にとって客観的に説明責任を果たすことはとても重要であり、そのことを担保するのは科学的実証性であろう。

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ファイナル・セミナー?

2018/03/02 京都駅前のメルパルクにて近畿不動産鑑定士協会連合会主催の「不動産価格指数公表の意義を考える」シンポジウムが開催された。特別講義の講師清水千弘教授は某SNSにて「選択と集中が必要…..、本業に戻って研究に専念……」などとコメントされていることから、ファイナル・セミナーになるやもしれず聞き逃してならじと聴講したのである。

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梅香のもと鍬を振る

春到来を思わせる陽射しのしたで鍬を振っている。もうすぐ種を播いたり種芋を植え付けたりする準備として、春耕した畑の畝立てである。鍬を振る手を休めていると、風に乗って梅が香りが漂わせてくる。梅香のもとに鍬を振るとは、なんと云う贅沢だろうと、ふと思う。

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薩長史観とは

作家半藤一利さん(87)と保阪正康さん(78)の対談記事が東京新聞に連載された。「薩長史観を超えて」《2018/2/20〜2018/2/23》と題する対談である。87歳と78歳の対談である。遺言というのは失礼だろうが、今や少なくなった戦争を知る世代が後世に語りのこす話である。

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氷雨に読み伊吹颪に読む

まとめて本を読むことが少なくなっている。長時間の読書に右目が耐えられなくなっているからである。それでも本を読もうと思い始めている。きっかけは些細なことである。NHKの番組宣伝で一ヶ月も前から呼び声の高かった「ドラマスペシャル・荒神」があまりにも陳腐で掘り下げの乏しい番組だったので、改めて原作を読んで見たいと思ったからである。原作も陳腐であればそれで良し、なければドラマ制作の中途半端さということになる。それを確かめたくなったのである。なにせ春未だきのこの頃、何もすることが無いものだから。

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帰らんちゃよか

(02/12) 正月には海外に出かけていて帰省しなかった長男と孫娘が、連休を利用する三泊四日の滞在を終えて帰京して行った。昨年末に二月の連休には帰省するとは聞かされてはいたが、直前まで帰るとも帰らないとも知らせてこなかったから、ヤキモキさせられた孫の訪問だった。何を用意しようか、何処へ連れて行こうかと爺と婆が話し始めたのが正月過ぎのこと。期待がはずれるとガッカリするから当てにしないでいようとも話していた半月ほどだった。

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銀座・泰明小学校・アルマーニ

銀座5丁目・泰明小学校(中央区立・域外通学可能な特認校)において、通学服に総額八万円にもなるというアルマーニを標準服(制服とはニュアンスが異なる)に選定したというニュースがネットを中心に駆け巡った。公立校にあるまじき贅沢などと軽々に批判できない背景が存在するようである。

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躾、体罰、そして心傷

2018/02/09付 中日新聞Web版によれば、豊橋市で、児童の頭を黒板にぶっつけた教師が停職6カ月の懲戒処分となった。県教委の発表によれば、児童に後遺症はなく、教諭は教委の聞き取りに「悪いことは承知していたが、指導に熱が入ってやってしまった」などと話したという。

報道によれば生徒に外傷的後遺症は無かったというけれど、心理的後遺症は無いだろうかと、茫猿自身が小学3年生の時に受けた体罰を思い出した。

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Appraiser’s Social Responsibility

平成28年度 29年度・清水ゼミ in KYOTO 成果発表会を副題として、地方市場における 「不動産価格指数公表の意義を考える」 シンポジウムが京都で開催される。

主催者 近畿不動産鑑定士協会連合会
開催日時は平成30年3月2日(金) 13:00〜17:00
開催会場は京都駅前 メルパルク京都

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”大相撲” 何がなんだか?

九州場所前の日馬富士暴行事件に始まる大相撲問題、別の表現をすればモンゴル力士集団vs貴乃花部屋、或いは白鵬の立ち会い問題などについて、「鄙からの発信」でも多少ふれてきた。貴乃花親方が敗れた理事選も終わった最近になってから、留意しておかねばという事柄に気づいたので注記しておく。《書いておかねばと思ったのに、三日経ったら、何がなんだかになった。》

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