時季のうつろい

 季節はめぐりゆく、毎年のことではあるけれど、いつものことではあるけれど、時はうつろい季節はめぐりゆく、昨日の雪が庭にも畑にも残っているから、何をするということもなく家の外に出てみたら、川面が気に懸かった。
 見慣れたよどんだ小川であるが、春の気配が濃い陽の光に揺れていると、違ったものに見える。たぶん一度きりの切り撮りである。一度きりと思えば、とてもいとおしい切り撮りである。雪のなかを歩いていると”蕗の薹”を見つけた、白梅も咲き始めていた。


 揺れる春の陽ざしが川面に見える。
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 春の使者ふきのとう。 
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 ハレーションを起こしているから撮り直しも考えたが、このまま掲載する。赤く見えるのは白梅のガクである。
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