暑中お見舞い

 暑中お見舞い申し上げます。美濃地方の梅雨明けも近い気配です。ほどほどの雨量は植物にも、水不足を嘆く人間にも有り難いものです。


 メールで暑中見舞いとは味気ないなどと、お嘆きたもうな。梅雨末期の蒸し暑さが、ひとしをこたえる年齢に差し掛かってきたヤツガレとしては、便利なものは使おうという横着さも兼ね備えてきたのです。ノストラダムスの「99の年の7の月」の予言も何事もなく終わる気配で、誠に御同慶の至りです。心配された日本経済も一時期の底なし沼の感じから、底の気配がそこかしこにほの見える様子であり、これ又御同慶の至りです。政界は小渕真空総裁の続投がほぼ確実であり、自自公連立の超過半数与党の成立も確率が高そうです。
 しかし、盛りを過ぎた夏椿ではございませんが、驕る平家は久しからず、祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き在り。沙羅双樹の花の色とて、いっときのうつろいを楽しむのみ。
 そうです。暑い夏を楽しみましょう。すぐに秋が来て、寒い冬がきます。夏来たりければ、冬遠からじ。時のうつろいは速いもの。西瓜とビールと枝豆は、今こそ汗を滴らせて楽しみましょう。
 追伸、この夏は、我が陋屋の池の鯉が、何故か元気がありません。春先に忙しさにかまけて餌を与えなかったせいでしょうか。うつろいを気にしながら無沙汰のご挨拶まで。それから近く、「鄙からの発信」の編集方針を変更します。乞うご期待。

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