間遠を埋めて

茫猿遠吠・・20000114
茫猿遠吠の号外をお届けします。
地価公示やら、競売評価の新様式モデル作成やら、何やらで、最近はM
Mの発信が間遠になっています。決して、種が尽きたわけでも、熱が冷
めた訳でもありません。
そこで、間遠を埋める話題を一つ提供します。
東京大学を出てプロ野球に入団した選手は、今年のドラフトで選択され
た遠藤選手を含めて確か、旧大洋の新治投手、中日の井手投手など4人
と記憶しています。その4人の一人、ロッテから91年ドラフト指名さ
れた小林投手が、その後退団、渡米留学後アメリカ企業で働いています。
彼のアメリカリポートが以下のホームページに掲載されます。
とても、面白い記事であり、いわゆるマスコミが伝えないリポートです。
下記のURLをクリックして、1月14日配信記事をお読み下さい。
このHPは経済・社会問題のメーリングリポートや座談会記事や韓国リ
ポート、パキスタンリポートなどが搭載されており、小林氏のアメリカ
リポート以外にも興味深くて、決してマスコミには掲載されないか、さ
れても小さな囲み記事になるような内容が現地発信の生々しい内容で語
られています。
誤解を懼れずに云えば、全国紙Y新聞やSK新聞であれば政治関連記事
について眉唾で読むクセはもう附いていると思います。経済記事であれ
ばNK新聞の記事は時に提灯記事に陥りかねないことも御承知でしょう。
A紙やM紙とても、鵜呑みは危険ですし、地方紙の御当地関連提灯記事
にもご注意というのが、いわゆる「定説」でしょう。
 だからこそ、週間金曜日などがジワジワと部数を伸ばしているのです。
「買ってはいけない」、「買ってはいけないは、買ってはいけない」論
争などが典型だと思います。
http://jmm.cogen.co.jp/
このHP配信の小林リポートを読んで、思い至りました。
アメリカで全盛で、日本でも始まりつつある、IT革命に囃された株価
高騰が、実はチキンレースである。そしてこのことの背景の一端が、社
会の上流(高額所得者というだけの意味)と中流以下(低額所得者とい
うだけの意味です)にどんどん分離・分化・分割しているところにある
のだと。又、グローバルスタンダード説のまやかしや、フェアトレード
が持っている大事なメッセージについても改めて考えさせられました。
要素価格均等化定理は定理として、それのみでいいのか否かについても、
考え直してみたいと思います。
是非とも、上記URLで、小林至氏リポートの一読をお薦めします。

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