電子手帳と旅情報

 電子手帳と旅情報と題して、畏友の松原弘昌氏より寄稿頂きました。
彼は電脳鑑定士としての実力も知る人ぞ知る存在ですが、美濃陶器(織
部、志野、黄瀬戸、瀬戸黒など)収集家兼鑑定士としても稀有な存在で
す。最近は国内陶器に飽き当たらず海外の骨董街を収集散策されている
ようで、北京で見つけた「北宋初期の景徳鎮の青白磁」や「汝官窯の陶片」
とか、ソウル長安洞の「李朝の青白磁水注」とか、収集範囲も国際的です。
 松原氏のコレクションの一端は下記でご覧下さい。
 http://www.yakimono.net/mino/
以下は寄稿 ———
電子手帳というよりPIMの方が聞こえが良いでしょうか・・・
 NECのETに始まり、シャープのザウルス、東芝のリブレット(大
きさでやや無謀)と遍歴を重ねましたが、今はIBMのWorkPad
を使って1年と2ケ月になります。
 何といっても自宅と事務所の各DOS/Vコンピュータ間で、予定表
等をボタン一発シンクロできることは便利である。電源も単4を2本で
1ケ月は使えるため、駆動時間と充電の心配は殆ど無いに等しい。
 勿論、シェアウエアを含む膨大なソフト群があり、使えそうなものを
インストールして楽しんでいます。
 さて、旅情報である。最近ではガイドブックに留まらず、インターネッ
トで旅先の情報を探すことが多く、地元発信に限らず訪問者の感想等の
情報も覗いて、計画を立てるのが楽しみになっている。
 これには、海外旅行など、出発日の10日~7日前にならないと旅行
社が日程表等の受渡しをしてくれないので、「やむを得ず」といった側
面も大いにあるが・・・
 旅行は、「感動のための下準備が4割、現地での確認が2割、残り4
割は旅先の気分」というのが小生に合っているようで、1日に2~4カ
所の訪問先をスケジュールに組み込むための情報集めと整理が主体とな
っている。勿論、現地での気分次第で行き先の変更が可能なように、複
数の訪問先情報を登録することになります。
 最近の電子手帳が便利なのは、インターネットのテキスト部分を手帳
のメモ欄等に簡単に貼付・移行できることで、表形式もテキスト文で問
題なく転記することができます。国内であればインターネットで時刻表
もある程度整備されており、目当てのレストランでのお奨めメニューも
簡単登録できますし、ホテルの住所や電話番号もスイスイと貼付できま
す。さすがに画像・地図まで転記することはしませんが、旅情報用の手
帳として大変重宝します。
 タクシーの運転手に電子手帳の該当メモを見せることで、言葉が不自
由でも確実に目的地に到達できますし、苦手な英語も入力の煩わしさが
解消することが何よりです。現地では旅の記録として、予定表を実際の
ものに調整します。また、アラーム機能は集合時間や目覚まし等の時間
管理に使えますし、通貨の換算も予めレートを登録すれば簡単にできま
す。旅の支出メモやコメント、次の機会のための記録も、その気になれ
ば可能です。
 残念ながらTODOリストを流用して携帯品やお土産のチェクをする
には無理があるようですが・・・
 以上のようにインターネットと電子手帳を使えば、簡単に旅情報が整
理でき、一層充実したものにできます。なお、電子手帳の機能について
は、過去の遍歴から、欲張らないことが大切だと思います。機能に比例
して大きくあるいは駆動時間が短くなります。要は常に携帯するもので
あるということに重点を置いた方が長続きします。電子手帳が眠ってい
るあなたは、奥様との旅の情報のために使ってみて下さい。
08/16/2000  松 原 弘昌  g-kantei@synnet.or.jp
以下は別の方の情報提供です ———
 パノラマ写真の作成について、いくつかのWeb情報をお知らせします。
鑑定評価の現場写真で広角撮影をしたい時にパノラマ写真が撮れればい
いと思いませんか。そんな時に役に立ちます。(Biz-in)
http://www.livepicture.co.jp/product/photovista/photovista.html
http://news.yahoo.co.jp/headlines/imp/000816/cpt/19544100_impcpt001.html
http://www.bekkoame.ne.jp/~tksuzuki/
 他にもいっぱいあるようですけど・・・。サーチエンジンで「パノラマ」「写真」
「画像」「作成」「ソフト」などの単語を適当に並べるとでてきました。
 意外とメジャーな分野ではないようですね。

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