火遊びカトちゃん

 実は随分以前から気になっていたと云うよりは、苦々しく見ていたこ
とがあるのです。それは「イッチャン」、「カトちゃん」、「リュウち
ゃん」などといい歳こいた代議士先生がお互いに「チャン」呼ばわりを
していることです。それを公衆の面前で、恥ずかしくもなく披露して、
お互いの親密さを誇示している。
「センセイ」呼ばわりも苦々しいが、「ちゃん」付けはもっと苦々しい。
(鑑定士にも多いね、センセーと呼ばないと機嫌の悪い輩が)
 彼等の交遊が幼児のままごと程度であると、自ら暴露しているみたい
ではないかと思っていました。
 今回の永田町猿山騒動は、火遊びに水かけた健四郎と、水かけられて
ポシャッタ、カトちゃん。スゴミ勝ったノナカさんとて先が見えない。
もう終わりだな、何処も彼処も。
・先ほど乗せてもらったタクシーの運転士生、宣わく。
「全国民を注目させておいて、あれは何なの」
・今し方、立ち寄ったサテンのマスター曰く。
「どうせ、こうなるものと判ってはいたが、こうなると判っていてこう
なると、腹が立つより情けない。大根役者メ」
 そうです。落ちの読めた落語より、犯人の知れた推理ドラマより、情
けない村芝居でした。お涙があっただけにもっと情けない。
 長野でペログロ日記筆者が勝ったのは、彼の知名度やマスコミ騒ぎが
少しは影響したかもしれない。五輪の「ミズスマシ」発言なども影響し
たでしょう。でも栃木は違うと思う。確実に底流は変わっているのだと
見るし、地殻変動が起きつつあるのだと思う。エラーをチャンスにつな
げられないハト・カンも御同様だな。
 i Netの世界を過信したカトーさんも見えていないが、i Net が見
えていないシンキロさんにも困ったものだ。
 トコウ、ボヤイテイテモ仕方がないが、何処も彼処も困ったものだと
想う。自分のことが自分で、自分達のことが自分達で決められない。
直ぐに誰かを頼りにする。何時から私たちは、こうも頼りなく情けなく
なってしまったのでしょうか。 モチロン、自戒をこめた茫猿も含めて、
17歳から77歳までの話です。
似非インテリのひ弱さと、いやらしさが日本中に満ちている気がする、
昨日今日の茫猿でした。

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