ツアコン始末記

 このところ、只管打座ばかりですが、近日中に収益インデックス研修などを記
事に致しますので、暫くお待ち下さい。
 今、千歳空港のスパーラウンジでこの原稿をタイプしています。ここのラウンジは初めて利用しますが新しくゆったりとしていて、とても気持ちがいいのですが、ノートパソコン使用には充電用のAD電源コンセントが少ないのがやや不便です。充電しながらPC利用する客が増えればコンセント付近が混雑する状況になるのかもしれません。


 スーパーラウンジの利用は、今回の北海道研修のツアーコンダクターを引き受けているからでして、団体チェクインの必要その他から1時間以上早めに空港に到着しましたから、搭乗までの時間を一般ロビーや飲食店で過ごすよりはと、このラウンジを利用しているものです。ご存じない方にお知らせすれば、スーパーラウンジは有料(1時間千円程度)の待合室です。ただし、クレジットカード利用者は1時間以内であれば、飲物付きで無料です。有料サービスですが個室やマッサージサービスもあります。
 ツアーコンダクター(日本語で言えば添乗員・幹事・引率者)は、やはり大変な
仕事です。集合時間に遅れて、連絡もなく搭乗時間ぎりぎりに搭乗口に現れる人もいます。茫猿の携帯電話番号を参加者に事前連絡してあるにも関わらず何の連絡もないのはマナー違反ですが、咎め立てすれば折角の旅行気分を台無しにしますから、我慢しましたが、茫猿としては・・・・・という気分です。
 茫猿の常識では大人の団体だから搭乗20分前で十分と思ったのですが、行きにも帰りにも搭乗時間ギリギリという「お方」がそれぞれ現れました。
 やはり一時間前に集合をかけてチケットを配布し、一旦解散の後、自己責任で搭乗手続きというのが世間的常識のようです。
 ホテルも飛行機も団体扱いでチケットを購入していますから、割引料金の変更等が発生することから、搭乗便や部屋の変更や払い戻しは原則不可なのですが、どう交渉したのか、私が団体カウンターにチェックインに現れる前に払い戻しを交渉したり、搭乗便変更をなさったりする「お人」も現れるなど・・・・・・。
世間知らずの茫猿は、ウーンと唸るばかりです。 恐るべき「ネゴシエーター能力」には、ただただ脱帽するばかりです。
 幸い航空会社カウンター嬢は「団体約款をご理解されていないお客様なのでしょう」と好意的ではあったのですが、やはり問題でしょう。茫猿とツーリストの信頼関係を無視した行為とまで云えば、言い過ぎでしょうかね。
 私が今回のツアコンを引き受けたのは、旅行エージェントに信頼できる知り合いがおり、私自身が研修の提唱者兼主催者 (組合代表理事)であったからですが、有り体に言えば、ホテルの選択や日程などに我意が通し易かったからということでもあります。
 鑑定士という一応は大人の団体ですから細かい世話はやく必要はないと考えて、研修行事以外はフリータイムにしましたから、それほどの難儀はないはずと楽観していました。しかし、何の難の、二十数名の二泊三日旅行とあれば、やはり何かとトラブルものです。
 でもまあまあ一応無事にツアーは終えることができたし、参加者の多くは満足して頂いたようだし、研修成果も挙がり会員の親睦も図れたようだし、終わりよければ全て好しとしましょう。
 皆様も、団体・グループ旅行の時は、幹事さんや添乗員さんには無理を言わず、感謝を忘れないようにしましょう。茫猿も改めて引率者の労苦が身に沁みました。次号は、茫猿遠吠・収益インデックス研修報告です。
・・・・・・いつもの蛇足というか、追伸です・・・・・・・・・
 札幌駅は北海道の集散ターミナル駅であり、茫猿が駅に参りますと、ちょうど
上野駅からの長旅を終えた「北斗星」が到着するところでした。
 空港行き快速のエアーポートライナーを待つ間に、寝台特急北斗星(上野-札幌)、特急とかち(帯広行)、同じく特急スズラン(室蘭行)、特急ライラック(旭川行)などが駅構内に車体を並べ、次々に出発する景観は、久しぶりに鉄道マニアの頃を思い出し、幾つかの列車のヘッドマークを眺めたり、回送待ちの北斗星のA寝台を窓越しに眺めたりと、ワクワクする幸せな時間でした。
 いつかは寝台特急の乗客となり日本海に沈む夕陽を眺めながら、ワイングラスを傾ける旅がしたいなと思ったことです。

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