明治大正昭和三代記

【只管打座・・明治大正昭和三代・・03.04.25】

(昭和村・どんぐり号)
 SARS騒ぎで、連休の海外旅行を中止されたむきも多かろうと存じます。
茫猿も4月半ばに北京上海旅行の予定が、急遽長崎旅行に変更になってしまい
ました。とはいっても、この連休何処へ行こうかとお迷いの読者に、明治大正
昭和の三代を巡る旅情報を一つ差し上げます。
 「明治・大正・昭和の三代記」と称して、明治の縁を訪ね、大正浪漫に浸り、
過ぎ去った昭和をしのぶというのはいかがでしょうか。
先ず最初に明治を、愛知県犬山市の博物館・明治村に訪ねます。
明治村は著名ですから、既にご存じの方も、訪れた方も多かろうと存じますが、
移築再建された旧帝国ホテルなどの多くの明治建築物や初期の京都市電などに、
明治を懐かしむのも悪くないものです。
 明治村HP http://www.meijimura.com/
 明治の次は大正村です。明治村よりの直接のアクセスはありませんが、車な
ら高速道利用で1時間強、鉄道利用ならば犬山から名古屋にもどって、中央線
恵那駅経由で第三セクター明智鉄道の旅を楽しんで、明智町大正村に行き着け
ます。大正村は、大正期の建物が多く残る明智町の街並みを保存した地域です。
 大正村HP http://www.nihon-taishomura.or.jp/
 明智町HP http://www.town.akechi.gifu.jp/taishou.htm (大正村)
 この大正村へ行く途中、明智鉄道・恵那よりの駅が岩村駅です。
『鄙からの発信』にて昨年11月に紹介しました「女城主の郷」が岩村町です。
お時間があれば岩村へもお立寄り下さい。新緑に映える岩村城石垣は美しいも
のと思います。
『鄙からの発信・女城主の郷』
http://www.morishima.com/cgi-bin/np_shikan/newspaper.cgi?action=view&code=1037959786
 さて、お次に控えしはと云うか、本日の本題でもあります「昭和村」です。
明治村のある犬山市からは木曽川を越えて北方約十数キロ、美濃加茂市蜂屋町
地内に本年4月開園した県営の施設です。謳い文句は体験型テーマパークと云
い昭和30年代を体験できるというふれこみです。
 そば打ち、パン作り、クラフト体験、和凧・竹とんぼ、などの手作り体験が
できる施設です。
 里山体験も謳い文句にしていますが、里山を切り開いて造成後間もないこと
から、緑が繁茂するにはしばらくの時間を要するでしょう。それでも緩やかな
丘陵地を新緑に囲まれて散歩するのも一興というものでしょう。
 昭和村HP http://www.nihon-showamura.co.jp/
 茫猿が本日撮影してきた昭和村の風景は次のようなものです。
1.緑が茂ったら結構な渓谷美になりそうな谷川。

2.赤いポストが懐かしい園内の施設

3.園内の中央部、体験工房や飲食店

4.園内を周回するどんぐり号(有料:300円)

5.体験工房の一つ、和凧作り

6.茫猿のお勧めです。昔風芝居小屋で昭和30年代のニュース映画が見られます。

・・・・・・いつもの蛇足です・・・・・・
 昭和村の中には飲食店が幾つかありますが、茫猿は仕事の途中と云うことも
あって「十割そば」を食しました。しかし、お勧めはできません。
蕎麦は乾麺を湯がいたものであり、何より蕎麦つゆが頂けません。
塩辛すぎて、入園料800円をとった上で、上代700円は高いと感じました。
乾麺であっても、上手に湯がけば香りも出るでしょうし、蕎麦つゆに力を入れ
れば、もっと美味しくなるのに残念なことです。

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