多様化する価値観&止揚学園

【茫猿遠吠・・多様化する価値観&止揚学園・・04.04.05】
 再々取り上げているJMMの今週号では「勝ち組」「負け組」現時点では、格差は必要悪なのか。
というテーマで、各氏がリポートしています。その中で、三ツ谷誠氏が述べる「格差が本質的な問題にならない世界の完成」という論考が興味を引きました。
 http://ryumurakami.jmm.co.jp/recent.html


 茫猿流に要約すると、一定のレベルの豊かさに到達した社会において、自由と平等(格差)はどのように問われねばならないのかということです。
・三ツ谷氏いわく
 ベンツSクラスとマーチのあいだに「格差」がないとは言えないが、自動車という「自由」はベンツSクラスもマーチも体現しており、休日にふと海が見たくなった貴方がアクセルを踏めば、ベンツSクラスもマーチも貴方を海に連れていってくれることに変わりはありません。
 或いは菊地武雄とユニクロの差として「格差」を語ることも可能でしょう。その差はしかし儚いものであり、哀しいたとえ話ですが、菊地武雄に身を包んだ私と、ユニクロの木村拓哉では、家人と娘以外は、確実にユニクロの木村拓哉の方を好ましいと思うでしょう(このケースでは家人と娘ですら私を好まし
いと思うか怪しいものですが)。【茫猿も同様です。ちなみに菊池武雄とは著名なデザイナーズブランドです。】
 氏は、さらに鋭く切り込んでいますが、詳しくは上記URLからご覧下さい。つまり、数十年前に存在した絶対的貧困から解放された社会に於ける勝ち組と負け組の格差とは何なのかということでしょう。 尚、茫猿はこの勝ち組、負け組という表現は嫌いです。
 二十五周年事業の準備は着々と進んでいますが、そのために結構たいへんな思いをしています。周年記念に併せて(社)岐阜県不動産鑑定士協会サイトもリニュウアルしようと準備しています。近日中に新しいサイトをご紹介できることでしょう。今流行りのBログを駆使したサイトに更新して、一覧性を改良し
双方向性を増す予定です。
 忙中の閑という訳ではありませんが、日曜日は止揚学園を訪問してきました。
建築中の新館が完成したようですから拝見に参上した訳です。何枚かの写真を掲載しますからご覧下さい。最後は、(社)岐阜県不動産鑑定士協会恒例の無料相談会風景です。

止揚学園新館の正面です。

新館の側面です。

新館のタイル壁画です。職員の皆さんが信楽で陶器破片を頂いて作成したモザ
イク画です。

新館の広間舞台です。園生の皆さんがここで踊る完成祝賀会が楽しみです。

新館正面玄関を飾るオブジェです。職員の皆さんや園生の協同制作です。

先日開催の(社)岐阜県不動産鑑定士協会無料相談会風景です。
今年は相談者が例年になく少なかったようです。

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