アンシャンレジームの崩壊

【只管打座・・アンシャンレジームの崩壊・・04.09.15】
 本日の日経記事によれば、楽天がプロ野球に参加意思表明とある。
(9/15)日経朝刊 「楽天、プロ野球参入の検討開始を表明」
 インターネットの仮想商店街を運営する楽天は15日、プロ野球参入について「検討を開始した」とのコメントを発表した。
 近く球団の運営会社を神戸市に設立し、日本プロ野球組織(NPB)に加盟申請を提出する見通し。ヤフーBBスタジアムが本拠地球場として利用できないか検討する。
 プロ野球アンシャンレジーム崩壊の始まりである。
正確に言えば、ライブドアが新球団設立を表明した時点で、崩壊は始まったと云える。新聞、テレビに代表される旧体制の崩壊である。
 大新聞やTV等マスコミの大政翼賛会体質が崩壊してゆく前兆でもあろう。
 少しばかり、大袈裟であるが、マスコミの体質変換は望みたいところである。
最近は新聞を購読する必要性をあまり感じなくなっている。
ライブにiNetでニュース読めるものだから、
休刊日も無聊を感じなくなっている。
 永らく、スポーツ娯楽の王座を占めていたプロ野球が、
Jリーグ発足後も有効な打開策を講じることなく、
長期低落傾向に喘いだ結果が、二球団削減一リーグ制移行であった。
 それを主導したのが、旧体制の権化とも云うべき「読売・渡辺氏」であった。
その渡辺氏がジャイアンツ・オーナーの地位を不祥事で去り、
今また、Eコマース界の寵児二人が参入してくる。
 寵児がアンシャンレジームに弔辞を捧げると云った構図であろうか。
 歴史を変えるのは異端であり、歴史は周辺から変わる。
 来年のプロ野球は楽しみである。
 旧体制の牙城「巨人・阪神」に「楽天・何処でもドア」が挑むという訳だ。
 面白くない訳がない。
(9/8)日経記事 ライブドア堀江社長「早期に新球団設立」
 8日のプロ野球臨時オーナー会議でオリックスと近鉄の球団統合が正式承認されたのを受け、近鉄買収に名乗りを上げていたインターネット関連企業、ライブドアの堀江貴文社長は同日、「(両球団の統合承認は)残念だ。できるだけ早く新球団の設立準備を進める」との考えを示した。
※ライブドアとは「生、オンタイム」ドアということのようです。

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