楽天か生扉か

【只管打座・・楽天か生扉か・・04.09.27】
 事例収集新スキームについて、鑑定士の関心は予想以上に低いようである。
茫猿にはどうしてなのか判らないし、不思議な思いである。
茫猿の重要事という感覚が、今やズレてしまっているのだろうかと、何度も考え直してみるが、「棚ぼた&三年寝太郎人生」が主流の鑑定業界では、「今日の飯の種」以外のことに関心は呼ばないのであろう。
とまで言い切ったら、捨て台詞になってしまうか。 _(._.)_ (ゴメンチャイ)
 さて楽天とライブドアが宮城野を舞台にして新球団設立を争うこととなった。
ともにインターネット業界の雄であるが、楽天とライブドアではその目指す方向が相当に異なるようである。そのことはさておき、楽天が勝って文字どおり杜の都に野球パラダイスを築くか。ライブドアが勝って、青葉城に何処でもドアを開くか、楽しみなことである。
 さらに、時間の経過とともに色々と見えてきたし、聞こえてきた。
ライブドアの堀江氏は相変わらずノーネクタイだが、上着を着用することが多くなったようだ。多分、猛暑が過ぎて涼しくなったからTシャツでは辛いのであろう。頃を同じくして楽天の三木谷氏は髭を剃ったようだ。年寄り社会に迎合する気配が見えて、少しばかり情けない感がしないでもないが、やむを得ないことか。
 神戸か大阪といっていた楽天が、急遽、仙台に的を絞ったのは、オリックスの宮内氏や西武の堤氏の強い示唆が背景にあったようだ。彼等老年組は、堀江氏より三木谷氏を選んだと云うことか。  『蹴落とされるのか、生扉』
 プロ野球界の栄枯盛衰は、日本経済の構造的変化をみるようである。
戦後まもなくはさておき、大映、東映といった映画全盛時代。南海、西鉄、阪急、近鉄、阪神、西武の鉄道時代、途中には日拓ホームズや高橋ユニオンズというチームも存在した。そして、大洋漁業、お菓子のロッテ、ハムの日本ハム、ヤクルトなどの食品系もある。小玉内野手や徳久投手のいた近鉄パールズが懐かしい。
 ダイエーというスーパー系、オリックスという金融系が勃興し、毎日新聞系のオリオンズは新聞というメデイアからテレビという新しいメデイアに乗り遅れて球団経営から退却した。ジャイアンツは読売新聞と日本テレビという両メデイアをうまく活用した例といえる。ドラゴンズも中日新聞と地元TV局をうまく活用している例といえよう。
『間違えた、メデイアが球団を利用したのだ。』
 いよいよ、IT系の出番であるが、広島カープや横浜ベイスターズという市民系に、市民系の色を増している日ハム球団も巻き込んで、球界地図を塗り替えられるだろうか。
 ところで、札幌、仙台、広島、福岡、名古屋、大阪、神戸、所沢、横浜、東京とくれば、正岡子規の故郷で高校野球王国の四国に一つもチームがないのは合点がゆかないこととなるのだが。
 本日発足の小泉第二次改造内閣の目玉は、このお二人のようだが、
棚橋泰文・科学技術担当相 当選3回 1963年生まれ41歳(事実上二世議員)
伊藤達也・金融相 当選3回 1961年生まれ43歳(松下政経塾出身)
 自民党幹事長には、BSE牛問題で高飛車な態度が不評を買った武部氏を起用とか、でも背後には安部幹事長代理、山崎拓首相補佐官が配置されており、誰が幹事長やら判らなくなる事態も予想される。
山崎拓氏は古賀議員が辞職したことから、補選で復活も近いだろうし、その為の箔付け人事か。小泉サプライズ人事も三度目では、焼きが廻ったようだ。
 何となくフテクサレていたら、無茶苦茶面白い本に出会いました。
岩波新書・「怒りの方法」辛淑玉(シン・スゴ)著 \700
59年生まれ、結構美形の彼女だが、口は滅法辛口
本の内容は何も紹介しません。茫猿がとても面白いと云ってるからと、騙されてみようというお方は、得をします。読まなきゃ損の一冊です。特に最近、キレがちなあなたに、お薦めです。
http://market.bookservice.co.jp/top/index.html
 とは云っても少しだけ、サイト紹介記事より引用します。
・うまく怒れないという悩みは意外に多い。
・だが、怒りは、生きる力にも、人間関係を変えていくきっかけにもなる。
・どうすれば、怒りの感情を効果的に相手に伝えられるのか。
・社会への怒りは、どう表現すればいいのか。
・怒り上手を自認する著者が、怒りを封じ込めようとする日本社会の歪みを指摘しながら、怒りの素を取り除く方法を伝授する。
・・・・・・いつものオマケです・・・・・・
最近、某処で見かけた花名詞でベタベタのボトルです。
女の執念が漂ってくるような感じがしないでもない。

もうひとつ某蕎麦屋で「盡不耕」と書かれた板額である。
「知不耕而食否」という文言なら「耕さざる者、食うべからず」だから、判るのだが、「盡不耕」は意味不明である。どなたか、ご存じの方は教えて下さい。

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