眼から鱗・Webは眠らない

 まだ半分も読んでいないから、ブログに取り上げるのは如何なものかと考えないではないが、眼から鱗の感じだから早く皆に報せたくて取り上げる。
※梅田望夫著「ウェブ進化論」・筑摩新書 ¥740 である。
 彼はWebに起きている本当の大衆化、革命的転換はこれから始まると云う。


その1は「チープ革命」であり、ハードがどんどん安くなってゆくことを云い「ムーアの法則」は今も生きているという。【参照
その2は「リナックス」に代表されるオープンソースであると云う。
その3はインターネットである。不特定多数・無限大・世界中の人々とつながりを持つ為のコストがほぼゼロになったということである。逆に云えば一億人から一円を集めるビジネスモデルは何であろうかと思う。
 日本人にとってインターネットは英語という壁がある。しかし最近の翻訳ソフトは性能が向上しており、この障壁もしだいに低くなるであろう。
この三大潮流がもたらすものはいったい何であろうかと彼は説くのである。
 ざくっと考えてみても、ブログはその典型であろうし、アフィリエイトもその変化の一種なのではと思うのである。同時にそのなかにこそ新しいビジネスの芽があるのではと思われる。
 茫猿は情報とは『情:人の心』に報いるものだと考えてきた。そして多く情報を提供するもの多く報われるとも考えてきた。梅田氏が説くところの一面にはそういうものも見えるのではと思う。

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