第二WG・9/13会議資料

 士協会ネットワーク構築作業は、架空データによる事例資料のオンライン閲覧システムであるREA-NETのプロトタイプ型公開開始、グループウエア:REA-INFO及びREA-Cybozuの公開が開始されています。
 REA-NET、REA-INFO、REA-Cybozuについては、各士協会事務局にてアクセス可能です。
一部、接続未設定の士協会事務局もございますが、士協会事務局よりお求めがあれば直ちに接続IDとパスワードがお届けできます。新スキーム委・第二WGでは9月中旬に会議を予定しており、プロトタイプ型構築から実用システム構築に向けて幾つかの課題を検討する予定ですが、その課題を公開して会員各位のご意見を求めます。


『新スキーム委・第二WG:9/13会議資料』
1.シンプルイズベスト(基本方針)
 システム設計はシンプルイズベストである。
将来の環境変化、仕様・設計変更等に対応しやすいことを優先するべきである。
佳いコンピュータシステムは、仕様書もプログラム設計も美しくシンプルである。
システム素人が理解できないような専門語が氾濫する設計仕様書は拙劣である。
2.柔軟性&君子豹変(基本姿勢)
 コンピュータシステムやICT化の世界は、変化が激しく早い世界である。
ドッグイヤーと言われたのは十年前であり、今やマウスイヤーである。
システム設計に際して、固定観念に囚われるのは最悪であり、柔軟かつ変化を懼れずに朝令暮改を旨とすべきである。
 基本姿勢にはもう一つあります。
多くの方々はオンラインとかネットとか云うたびに事例閲覧に始まり事例閲覧に終わる傾向がみられます。しかし、閲覧する事例は新スキームや地価公示等作業の結果なのです。誤解を懼れずに云えば残滓とも云えます。つまりネットワークとかICT化とかオンラインとか云うものは地価公示等スタートのICT化から始めなければ、本末転倒といえるのです。終わりよければ全て佳しではなく、スタートボタンを掛け違えれば佳き終わりに辿り着けないのです。この始点を忘れないでいたいと思います。
3.サーバシステム(業者選択)
サーバシステムはハウジングシステムを選択するか、ホステイングシステムを選択するのか。またどのようなサーバサービス業者を選択するか、特に業者選択の優先順位は経済廉価性優先か実績安定性優先か。
4.システム構築(仕様設計)
 実働システム構築はどのような業者に依頼するのか、
全工程一括発注か分離分割発注か、分離分割の可能性や蓋然性はあるのか、
設計仕様書の起案はどの業者に委託するのか。
5.システムメンテナンスについて
 メンテナンス業務をどのような業者に発注するのか。
・システム構築と一括して委託発注するのか。
・各士協会毎の分離分割発注か、(専用サーバ構築、経費負担)
・メンテナンス作業外注仕様書の作成は何処が行うか。
・士協会事務局における内製作業分野はあり得るか。
※例えば、XOOPSのメンテナンスは専門知識が求められる。
※Cybozuのメンテナンスは若干の知識があれば事務局職員で可能である。
※サーバメンテナンスやデータ・インポートは専門業者に委託すべきであろう。
6.システム構成と経費負担
(アクセス会員認証システム)
 認証システムはアクセス認証だけでなく、会員が全国の士協会事務局で資料閲覧を求めるに際して、士協会事務局における本人認証や閲覧資格認証に有効である。会員認証システムは資格認証資料の提供を含めて鑑定協会が構築するのが望ましい。各士協会は自会会員の会員資格や義務研修実績について鑑定協会に報告するものとする。
(共用WEBサーバ)
 初期構築費用は鑑定協会、維持費も鑑定協会負担とするが、維持費については閲覧賦課金の一部を鑑定協会が受け取ることにより賄う方法も検討できる。
(士協会専用WEBサーバ)
 専用WEBサーバ並びに専用ファイルサーバについては、構築初期費用及び維持費用ともに士協会負担とする。
7.オンライン閲覧と閲覧賦課金徴収システム
(オンライン閲覧システム) 中略、REA-Cybozuに掲載
(閲覧賦課金徴収システム) 中略、REA-Cybozuに掲載

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