アル・ケッチァーノ

 食品偽装表示事件記事のなかで「食は人なり」と書いた。その記憶が新しいうちにもっと美しい表現に出会った。昨日のNHKラジオでの出会いである。


 山形県荘内地方鶴岡市に、イタリア料理店 「庄内Veg-ITALIAN アル・ケッチァーノ」というお店があるという。そこのオーナーシェフ・奥田政行さんが出演していたなかで語った言葉に感じ入ったのである。
「生産者の笑顔、料理人の笑顔、食する人の笑顔」
笑顔の連鎖が食事も人生も楽しくし拡がらせるという。
 荘内出身の藤沢周平さんの小説にもつながるという、地元荘内の食材を大事に、しかもその旬を大切にするという奥田シェフの料理人哲学をしれば、荘内を再訪したくなるのである。ちょうど今は月山筍の旬だという。
クチナシの美しく白く輝く花である。香りも心地よいが、雨にうたれるとじきに茶色くなるのが残念である。

高速道路のパーキングエリアで窓ガラスにやってきた名も知らぬ夏の虫である。(iNet昆虫図鑑で調べたら、どうやらツユムシ?)

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