岐阜城冬景色Ⅲ

 風は冷たいがよく晴れた一日、ふと思い立って岐阜公園に遊んだ。公園内からロープウエイに乗り、金華山頂の岐阜城に登るのである。ロープウエイも岐阜城登城も何年ぶりのことだろう、この前がいつだったか思い出せない。


 標高329mの金華山麓、岐阜公園から山頂に向けてつながるロープウエイ(毎時4往復:往復1050円)である。土曜日の午前中だが、家族連れ、夫婦連れ、二人連れなど、老若取り混ぜて、観光客もそこそこに多い。

 ロープウエイを降りてから尾根沿いの石段道を歩くと、山頂にそびえる岐阜城に至る。

 岐阜城の最上層からは360度のパノラマが楽しめる。南西方に望むのが伊吹山(標高1377m)である。

 目を北西方向に転じると、真っ白に輝く能郷白山(標高1617m)がくっきりと望める。

 さらに北東方には、やや靄霞のなかに御嶽山(標高3067m)が見える。

 南南西眼下には金華山の山並み越しに、JR岐阜駅前に昨秋完成したタワー43が見える。

 北北西眼下は長良の街並みである。岐阜城の瓦屋根越しに年々増えているマンション群が見える。

 南南東眼下の谷間は、先日掲載した岐阜城冬景色Ⅱの写真を撮った岩戸公園である。

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