讃岐気儘旅_Ⅵ

 04/08から続いた讃岐気儘旅も倉敷(04/11)で終わりなのだが、何か一つくらい新しい線路を踏破したくなったのである。JR倉敷駅のすぐ隣に水島臨海鉄道倉敷市駅がある。そこで、IBスクエアで地ビールを頂いて昼酒ほろ酔いの茫猿はその乗客となるのである。


 水島臨海鉄道はJR倉敷駅と水島コンビナートを結ぶ通勤旅客並びに貨物線である。観光的色彩など何もない。だから平日の昼下がりでは、車内も駅周辺も閑散としたものである。何もない水島駅の駅広でぼんやりとしたひとときを過ごし再び乗客となった茫猿は倉敷から岡山駅を経て、帰途に着くのである。このときは、その後の繁忙など想像もしていない、まだまだ退隠を楽しむ鄙の堂守だったのである。
水島臨海鉄道倉敷市駅

 水島臨海鉄道、車輌は水島鉄道独自のMRT300型

 水島臨海鉄道・水島駅、高架駅に停車するのはDD50型

 おまけであるが、琴電高松築港駅は史跡玉藻城の城壁に接してフォームがある。

 今日も一日、誰もいない事務所でたまりにたまった業務を片付ければ、明日は代表幹事挨拶を務める大垣北高62’同窓会である。懐かしい顔に会い酒も過ごすであろうその翌日は連休最後の一日、茅屋の草刈りやら樹木の手入れをして初夏の心地よい汗を流そうと予定している。
 04/30~05/02の間も新森島事務所にて独り仕事をしていると、たまに電話がある。「はい、森島です。」と応える応答も少し馴染んできたこの頃なので、「毎日が日曜日」の心境も些か身に付いてきたと思える。 鑑定業界に身を投じて四十年目にして得た全く自分の事務所における日々を今暫くは楽しんでゆきたいと思う今日この頃である。
番茶いれ  風を聴いてる  八八夜
 八八夜  茶柱立ちたる  欠け湯飲み
 茶をいれて  湯気の向(さき)みる  八八夜

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