塾・四月講義概要

 塾・鄙からの発信・四月講師は茫猿が務めました。既報のとおり、十六プラザ和室が会場であり、参加者も十人未満と少なく、いかにも塾らしい雰囲気の中で墓地並びに堤外民有地という特殊画地の評価についての考え方を披瀝しました。


 鑑定評価基準には何もふれられていない種別の不動産についての評価はどのように考えたらよいのかという点にしぼって、一つの考え方を述べたのです。いわば鑑定評価基準を土台にして、どのように評価主体の考え方を構築してゆくのか、あるいは評価主体が価格結論に至る過程をどのように評価書のなかに説明するかと云う点に重点をおいて話したつもりです。
 以下に、当日の配付資料や評価例を開示しますが、当然のことながら、これらは一つの考え方であり、定説でもなければ定番でもありません。塾頭としましては、これらの考え方を踏み台にして、各々が特殊画地評価の考え方を拡げて頂ければと思うのです。開示する資料の内、堤外地事例資料と墓地事例資料は岐阜県内に発生するものですが、評価依頼を受けてからでは短時間にかつ効率的には収集が困難な事例資料について、日頃からどのように事例を収集し整理保存していたらよいのかという一例を示したつもりです。
 堤外地や墓地に限らず、通常の方法では収集も保存もされない特殊事例について、そのデータ・フォーマットを統一して、互いに協力して事例資料を保存し共有し共用してゆくという考え方が大切だと申し上げたいのです。
 いわば、ここでも「ワン フォー オール。オール フォー ワン。」という思考スタイルが鑑定評価という業務分野においてはとても重要だと申し上げたいのです。
※堤外民有地評価関連配付資料
【堤外地についてのテキストファイルを開く】
【堤外地事例ファイルを開く】
 『堤外地事例ファイルは378KBありますのでご注意下さい。』
【堤外地価格試算ファイルを開く】
※墓地評価関連配付資料
【墓地についてのテキストファイルを開く】
【墓地事例ファイルを開く】
『墓地事例ファイルは5,734KBありますのでご注意下さい。』
【墓地価格試算ファイルを開く】

『既報のとおり、5月30日は畏友堀田勝己氏をお迎えして、「鑑定評価と統計学」と題する講義です。講義終了後は堀田氏を囲んでの懇親会も予定しておりますから、懇親会参加を希望される方は別掲の方法で事前にお申し込み下さい。』

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