NSDI-PT・REPORT-2

NSDI-PT・REPORT-2を、お届けします。


 8/22に鑑定協会事務局会議室にて、第二回NSDI-PT(地理空間情報活用検討小委員会)が開催されました。概要は以下のとおりです。
1.国交省計画局参事官・大野 淳氏の講義
 大野参事官は国交省において地理空間情報活用推進基本計画を主管されています。そのお立場から、地理空間情報の活用、々推進基本法、々推進基本計画の概要、基盤地図情報等について御講義を頂きました。 国の基本姿勢、推進しようとする将来像などについて理解を深めることができました。
2.プロトタイプモデル構築の仕様書案の検討
 NSDI-PTを推進してゆく上で欠かせないのは、鑑定協会会員の理解と支援です。 理解を深めるのに大切なことは、情報の開示と丁寧な説明でありましょうが、このことは言うは易く行うは難しです。 特に事柄が悉皆調査情報と関連するだけに、不用意な説明は無用の誤解を招くもとです。そのことはREA-NETにおける「REA-JIREI」運用に見事に現れています。
(注)エントリー「間違いだらけのREA-NET」を参照。
 それだけに、百万言を費やしてNSDI-PTを説明するよりも、悉皆調査データとGIS、なかでもGISを活用した事例作成について具体的かつビジュアルなプレゼンテーションやWebサイト・デモを行うのが最も効果的であろうと考えられます。  同時にNSDI-PTを推進してゆく上でも、プロトタイプ型Webサイトの構築が必要であろうと考えられます。
 NSDI-PTでは、『インターネットを利用し、クライアント側のパソコンで、背景図上に地価公示、取引事例の位置を表示し、地図上の該当箇所をクリックすることでこれらの属性データの内容を表示する。 取引事例については、守秘義務があるので各種アクセス権限を設定する。 WebGISは、発展途上にあるため、必要以上に作り込まないで、最小限度の機能に止め、可能な限り実績の豊富なフリーソフトを利用する。』という基本姿勢のもとで、プロトタイプモデルの構築に着手したいと検討を始めております。
 08/22委員会では、このプロトタイプモデル構築に関わる作成発注仕様書案が検討されました。仕様書の詳細は近日中に開示できるであろうと考えられます。 鑑定協会会員にはREA-DATAを通じてリポート(文責・森島)を配信しております。ただし、面識のない方にリポートを送りつける非礼を避けるために、御面識のある方に送付先を限定しております。リポート送付を希望される方は、コメント欄にお名前をご記入下さい。

 リポート送付の件は、本来はREA-INFOにより事務局が行うべきものと考えますが、REA-NETが全会員供用状況にございませんので、現在は可能な限り自己責任において情報開示させて頂くという状況をご賢察下さい。 REA-NETに加入済みの方は、一度REA-NETトップページをご確認下さい。 

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