この秋_Ⅱ

 いばらくのご無沙汰でした。目まぐるしきこの秋と書きましてから十日あまりが過ぎました。 NSDI-PTは企画仕様書を決定し、公募を開始しましたところ、既に数件の応募提案を戴いております。九日には委員会が開催されて、提案書を検討する運びとなっております。


 このNSDI事業の帰趨が不動産鑑定評価の将来を大きく左右するであろうと思えます。 先ずは、新スキーム・悉皆調査の作業工程に大きく影響するでしょう。 次いで地価公示等事例作成の工程に影響を与えるでしょう。 それらは総じて鑑定評価に影響せざるをえないと考えます。 地理情報を離れて不動産鑑定評価はあり得ないと思えばこそ、アナログ地理情報からデジタル地理情報へと、つまりGIS化が避けられないと思えばこそのNSDI-PTだと思っています。
 とは申しますものの、やっと、第一釦に手を掛けた段階です。 それでも第一釦を掛け間違えれば、一年も二年も遠回りしなければならないでしょうし、下手をすれば全く違った方向に行きかねません。 応募戴いた企画提案の当否を的確に見極めることが先ずはなにより大事なことと思いますが、それが十分にできるだろうかと、些か不安なのも本当のところです。
 ところで、目まぐるしい日々を過ごしています。10/3から10/5までは仙台・三陸に滞在していました。 東北会・宮士会主催の活断層に係わる研修会に参加し、研修終了後の懇親会&二次会にも参加させて頂きました。 おかげさまで活断層について学習することができ、東北会の皆様と懇親を深めることができました。詳しくは後日の記事といたしますが、懇親会や二次会ではご紹介もいただき、NSDI-PTについて広報させて頂きましたし、11/21・岐阜市にて開催の鑑定評価シンポジウムや併催する「NSDI-PT:プレゼンテーション」の案内もさせて頂き、多くの方から参加のお約束も頂戴しました。 取り急ぎ東北会会長はじめ東北六県の皆様にお礼申し上げます。 
 翌10/4は仙台から南三陸鉄道で気仙沼に向かい、気仙沼大島の観光や気仙沼の秋味を堪能しました。9/5はドラゴンレール(大船渡線)などで貌鼻渓川下り、平泉中尊寺、毛越寺庭園などを訪れました。 まだハシリの紅葉でしたが、陸奥の稲田風景や南部牛追い歌など気儘旅を楽しみました。この件も後日の記事とさせて頂きます。
 岐阜へ帰りましたところ、隣家森島一党の先輩の訃報が届き、昨日と今日は葬儀のお取り持ちを務めています。茫猿の周りでは葬儀の取り仕切り役廻りを帖方、勝手方、触れ役などといいますが、その一役を努めています。 そのために応募された企画書を詳しく目通しすることもままならないなか、モバイルPCで企画書を見ています。 仕様書に沿った提案であろうと思われますが、見積もり額との兼ね合いもあることから、10/09開催の検討委員会は悩ましい仕事であろうと今から構えているのです。 そのような次第ですから、今日の記事は取り敢えずのお礼やら近況報告までとさせて頂きます。
 そんな訳で、取り急ぎスナップショットを三枚掲載します。先ずは、仙台に着いて昼食は牛タン定食をと求め歩いた仙台市内某アーケード街の七夕飾りです。 

 東北連合会と宮城県士協会共催の宮城県活断層調査研究会パネラー諸氏。

 「オーレ」の掛け声が賑やかに飛び交ったフラメンコダンスは、懇親会のアトラクションです。 

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