塾No.10を数えて

 13日が塾、その後は懇親慰労会で久しぶりに柳ヶ瀬に出て、思いもかけぬ知人にも出会い、いささか飲み過ぎました。 14日はただただ過ぎゆき、昨日曜日は屋敷内に出没して野菜畑を荒らすヌートリア対策に汗を流しながら考えました。 塾『鄙からの発信』の試みは失敗に終わったのか、それともそれなりの果実は得られたのかと。 なにはともあれ、ほぼ二年間に十回の開催ができたから、それで良しとすべきなのだろう。 継続は力と云うが、一応は十という区切りも数えることができたのだからと、自らを慰めていました。
 よくよく考えてみれば、「過去記事」でおこがましくも適塾にふれていましたが、緒方洪庵・適塾にならい、十回目の開催を「緒方講師」で飾れたこともよかったと思います。 塾では処世論などよりも、書生論が激しく熱く語り交わせればとは思いますが、それも今更のことなのでしょう。


 それでも懲りない茫猿は、年が明ければ塾を再開できたらなどと夢想しています。 まだまだお伝えしたいことも、お話しを伺いたい方々も多いし、何よりも「出会いと語りあいの場」を僅かでも維持することができたら嬉しいし、そのためには細々でも続けることだと、考えられるように少しずつなっています。 我ながら、まこと懲りない茫猿です。
 ちなみに、塾にお招きしたい講師には、こんな方々がございます。
●福井達雨氏   (社会福祉の現場から
●矢橋昭三郎氏 (せきがはら生活美術館・館主)
●石井 亨氏   (産業廃棄物対策の現場から)
●村山勝巳氏   (市街地再開発の一地権者として)
 他にも、農業、林業、建設業 それぞれの現場にいて、汗をかいている方々をお招きできたらと考えています。 塾『鄙からの発信』なのですから。 また三輪氏や今西氏など、ご依頼をしましたものの実現していない方も少なからずお見えなのです。

 この稿の終わりに十回の記録を掲載して、御講義頂いた講師の方々へのお礼に代えます。 講師の皆様、ご支援まことに有り難うございました。

No.01(08/03/21開催)「鑑定評価昨今&継続賃料」講師:田原拓治 様 
No.02(08/04/26開催)「墓地と堤外地他」:塾頭    
No.03(08/05/30開催)「鑑定評価と統計学」講師:堀田勝己
No.04(08/06/23開催)「鑑定評価と統計学・実践編」講師:堀田勝己
No.05(08/07/29開催)「継続賃料評価の勘処」講師:田原拓治
No.06(08/08/29開催)「CRE&中国不動産事情」講師:西浄隆志 様
No.07(08/09/18開催)「数値比準表」:塾頭
No.08(08/10/31開催)「数値比準表及びNSDI-PT」:塾頭
No.09(09/03/06開催)「公益法人制度改革及びNSDI-PT」:塾頭
No.10(09/11/13開催)「鑑定評価の昨日今日明日」講師:緒方瑞穂
 今朝の茅屋の部屋からは、こんな景色が望めます。 変わりない日常ですが、冬至も近いことから、朝陽は真向かいから昇ってくるようになりました。 (09/11/16 06:25頃写)
    

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