鑑定評価のClient Influence が、質疑の中心となった、去る8月2日の衆議院予算委員会質疑の模様は、こちらから閲覧できます。
衆議院予算委員会における関連質疑の録画
民主党松野頼久議員が「かんぽの宿売却に問題はなかったか。」と質問したのに対して、原口総務大臣は先に公表したガバナンス検証委員会の報告を引用して、売却価格決定に際して求めた鑑定評価に関連し、「当初内示額307億円が、一週間に2度の内示額提示が行われ、68%減額の98億円に変更された。」と答弁したのである。 関連する前原国土交通大臣の答弁もあります。 ここでは依頼者である日本郵政が鑑定士側に何らかの影響力を行使したか否かが問われている。
関連の記事
- かんぽの宿と鑑定評価 : 2010年8月5日
- MapClientのご案内 : 2011年10月17日
- 花見酒到来 : 2015年3月19日
- Client Influence Problem : 2010年8月15日
- 不動産鑑定士等:行政処分公表 : 2011年8月27日
- 不動産投資指標の整備の方向性 : 2013年7月2日
- 8/6&8/9&8/15(再々掲) : 2007年7月19日
- かんぽの宿と鑑定評価 : 2011年2月18日
- 第二次改善・修正案への疑問 : 2012年10月15日
- 09/21理事会質疑 : 2004年9月22日