芋煮会&飛騨メデタ

昨日は、茫猿茅屋の庭先で芋煮会を開いた。 第七期茫猿鉄道完成披露に公的評価完全リタイア記念を兼ねての催しである。 内心では”生前葬?”の思いも込めてご案内したのだが、16名もの友人知人が集まってくれた。 心配した台風も幸いなことに無事行き過ぎて結構な秋日和の中、集まった友人たちは昼過ぎから夕暮れまで、飲み食べそして歓談してくれた。 何より嬉しかったのは、用意した食材をほぼ完食してくれたことである。 なかでも芋煮はとても好評で、あっと言う間に用意した寸胴の鍋底が見えたのには驚いた。
※寸胴(ズンドウ)、一枚目写真の、植え込みツツジの左肩越しに見える丸鍋。


準備を整えて皆を待つばかりの茅庭。 用意したメニューは芋煮(里芋、牛肉、秋の茸など満載の味噌醤油仕立て茫猿風鍋)、秋刀魚(三陸産)の炭火焼き、飛騨牛網焼き、サザエ壺焼き、焼き野菜、季節の果物、缶ビール、スパークリングワイン、地酒等である。
秋刀魚炭火焼きは、参会者の気儘に焼いて貰ったのだが、最初は置き火でじっくり焼けずに焦げ目が多いサンマだったが、茫猿のコーチングよろしきを得て、しだいに煙を立てて美しく焼けるようになった。 たかがサンマ、されど秋刀魚なのである。 灰をかぶった置き火でじっくりと焼き上げたサンマは、庭先に実るカボスをたっぷりとしぼり大根オロシを添えれば仲秋の美味なのである。

N君ご子息は、秋の半日、鉄道模型の前を離れなかった。とてもお気に召したようである。彼は佳い鉄道ファンになってくれるだろう。 廻りのオトナたちの目線の先には、車輌搭載カメラから撮影する沿線風景を映し出しているモニターがある。

参会者一同の笑顔が嬉しい、佳き哉、善き哉。

芋煮会の掉尾は、K君の音頭で「飛騨メデタ」である。これも茫猿芋煮会の恒例なのである。

今回の芋煮会はずいぶんと久しぶりの開催であった。 歳と共に準備や後片づけが億劫になって開くのを躊躇していたが、何人かから手伝いますという申し出もあっての開催だった。 お開きのあとは、酔うたままに寝てしまったのであるが、今朝になって気づいたら食器などは全て洗ってあった。K君、M君の奥様に感謝々々である。 芋煮のメイン食材である里芋、サンマに添えたカボスとオロシ大根、それにお土産にしたギンナンはいずれも茅庭からの我が収穫物である。 皆さんからいただいた会費お心付けなどは、これから止揚学園へお届けしてこようと考えている。
それでは「飛騨メデタ:ゼンゼノコ」をお楽しみ下さい。 歌詞のなかに古川起こし太鼓が出てきますが、音頭を取るK君は古川祭お越し太鼓に乗ったこともあります。 《 飛騨メデタの紹介・飛騨市観光協会 》

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