会員よ棄権するなかれ

 02/18に勃発した旧かんぽの宿事件以来の関連記事掲載に追われていて、ついうっかりしていたが、03/09は鑑定協会:会長選挙の投票締切日である。
 無風選挙だからと、誰がやっても同じことと、選挙に無視、無気力、無関心を示さないで下さい。 会員の棄権は協会の求心力の無さを表すものになります。 選挙規定に違反しかねませんから、誰かに投票依頼するなどということは申しません。 先ずは投票することから始まります。 棄権はしないで下さいとお願いします。


 会長選挙には新人候補三人が立候補しています。 うち一人は現副会長でもある鑑定協会初の女性会長候補です。 長く協会の要職にあった方ですから、協会の現状に責任無しとは申せません。大いに責任ありと云えます。 だから、彼女への賛否も含めて、三人の方のうち、どなたに一票を投じるかは、会員各位のご判断です。
 ですが、棄権はいけません。 会員自身の無責任さを示すものとなります。 協会選挙は自身が立候補しない限り、常に次善の選択なのです。 限られたなかで良かれと思う選択をするのが選挙であり、無投票棄権は最悪の無責任選択です。
 会員皆様の投票行為が、協会の明日を左右するという自覚を持って、無投票棄権だけはしないで下さい。 投票率の高さが、次期の新会長や無投票当選した新副会長、そして理事諸氏の背中を押します。 かく申します茫猿こと森島も無投票当選が内定した次期理事予定者です。 投票率の高さが示す会員の関心の高さを背景にして、協会と鑑定評価の変革に努めます。
 02/18以来の、旧かんぽの宿事件他に関連する一連の記事は、『鄙からの発信』Topページ右側メニューの中段にある「カテゴリ:Rea Review」で検索して、ご覧下さい。
【2011.03.11 追記】
 FB情報によれば、緒方氏の当選が決まったとのことである。鑑定協会初の女性会長誕生に祝意を表したい。また、大企業経営者でもなく、税理士業、不動産業兼業でもない、正真正銘の鑑定専業者が就任する会長でもある。 長年、鑑定協会の要職を歴任された緒方氏であり、その安定した手腕には定評有るところである。
 ひとつ残念なのは投票率が50%を割り込んだということである。かつてないほどの低投票率の原因は、理事選挙も副会長選挙もない無風選挙だっただけではなかろうと思う。鑑定協会への会員の求心力の欠如や無関心さの表れだろうと思われる。 難事を抱えての今後の協会運営を思えば暗然とする。

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