弘前城雪桜

この記事をアップする準備をしていたら、ユーラユラと幅の大きい揺れを感じたのでTVをつけたら、東北地方に巨大地震が起きたという。マグニチュード8.4という巨大さである。TV画面では仙台市南部の名取川流域を津波がさかのぼる様子(たぶんヘリからの中継であろう)を中継していた。 画面では一見して緩やかに見える波が、車も家屋も押し流し、破壊した建材などを巻き込んで濁流となって海岸から内陸部へと押し寄せてゆく様子が見える。 映画ではなく今起きている実写中継である。
濁流のなかに流されている人もいるだろうと思えば、とても痛ましい。 東南海地震による津波が伊勢湾に押し寄せれば、同じような光景が展開するのであろうと思えば、我がこととして背筋が凍りつく思いである。 亡くなられた方をはじめ、被害にあわれた方にお悔やみ並びにお見舞い申し上げます。
三陸沿岸などの被害は明日にならなければ判らないだろうし、新幹線をはじめ東日本一帯では交通機関が停止し、停電も広い範囲に及んでいると云うから、金曜日の夜は首都圏を中心にして帰宅困難者が出るなど大混乱であろう。 災害は忘れた頃に襲ってくるという格言を改めて思い出している。


2011.03.03 弘前市、桜で有名な弘前城へ雪桜を見にゆく。弘前城追手門。

弘前城、天守閣前・下乗橋付近。

雪化粧する弘前城天守閣。

弘前城と雪桜(しだれ桜)。

弘前城東門、弘前城は津軽らしく華美な装飾を省いた無骨と云うか実用的な要塞である。

岩木山は雪で裾野しか見えず。

弘前城近くのねぷた村にて、弘前ねぷた。

情張り(ジョッパリ)鋸店の看板。

弘南鉄道大鰐線終着の弘南鉄道大鰐駅はJR大鰐温泉駅の陰に隠れている。駅前には大きな鰐のオブジェが据えられている。

JR大鰐温泉駅からJR奥羽本線で弘前に帰れば、弘前駅は雪が激しく降っている。

駅前から中心街へと続くシンボルロード(遊歩道)は美しいが、人影はない。

津軽三味線ライブの居酒屋「あいや」、フィラデルフィア出身の弾き手がいた。英会話学校講師をしながら、三味線を学んでいるという。 あいやは前夜も訪ねたお店で、とても感じが良かったから弘前滞在を一泊延ばし、この夜も訪ねたというわけである。

『鄙からの発信』定番、弘前の蓋。中央が卍である。

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