今日の茫猿農場

 茫猿農場とは如何にも大袈裟である。ミニ菜園よりは広いが、農場は誇大である。せいぜい茫猿蔬菜畑くらいがふさわしいであろう。 それはともかくとして、夕食をどうするかと考えたら食材が何もないことに気付いた。 昨日の茫宴芋煮会で少しくらいは食材が余るだろうと予想していたのである。 芋煮、牛肉、アナゴ、燻製鶏、玉葱、南瓜、ピーマンなど茫猿の二食分や三食分は残されるだろうと考えていたのだが、甘かった。 一夜おいた芋煮は旨かろうと思っていたのに、鍋の底まで皆の腹中に納められたようである。
 そこで雨上がりの畑を見て回ったのである。


 畑では雨を得てヒマワリの苗が勢いよく伸びていたし、菊苗も大きく生長していた。
食材はと探すまでもなく、レタス、サヤエンドウ、ブロッコリー、パセリ、餅菜の花芽などが食べ頃になっていた。サヤエンドウやブロッコリーは収穫適期を過ぎてしまっているくらいである。 それらを摘み取った結果がこれである。
 
 これらの食材を使った献立は、レタスと冷凍貝柱のスープ、パセリ・ブロッコリー・サヤエンドウ・花芽と保存してあるベーコンをあしらった野菜炒めなのである。 あと旬日もすれば、トマト、茄子、夏大根などが収穫できるだろうし、ジャガイモも穫れるだろう。 ジャガイモといえば、昨日の訪問客の誰かが二株三株を試掘してくれたら、親指の先くらいの大きさになった芋が数個ずつできていた。持ち帰って、そのまま湯がいてショウガ醤油で食べてみて下さい、旨いですよと差し上げたのだが、さてどうなったことだろうか。
 小芋はともかくとして、ジャガイモの花は切り花になって食卓を飾っただろうかと、彼らの風流心に秘かな期待をしているのだが、これもどうであろうか?
 さて話は変わって、Mr.X氏の論文は対策編が公開されたことだし、地価公示スキームの取引価格情報提供制度も試行期間を含めれば、もう数年を経過して様々な矛盾や問題点が浮上し、大幅な見直しが避けられない時期に来ていると思われる。
 それらについて、茫猿なりの何かを記事にしたいと思っているところである。 取引情報は不動産鑑定士の米櫃と言い続けて数年は経ったし、Rea Net にRea Map は当然のこと、Rea Review にしたところで行き詰まっている鑑定評価やほころびを見せている新スキーム(取引価格情報提供制度)の打開策になればと考えて取り組んできたのである。 打開策と云うのが誇大と云われるならば、打開ツールと言い直してもよい。 次号記事ではそのあたりを取り上げてみたい。
 ところで、夕食は如何に出来上がったかといえば、斯くの如し。(焼き魚は揖斐川サツキマスの塩焼き)
  

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