岩手会レポート

 一般社団法人岩手県不動産鑑定士協会が、3.11大震災のあと何かと繁多であろうに、「東日本大震災後の岩手県内不動産市場動向」第2回調査(平成23年9月1日時点)結果を同会のウエブサイトに発表しています。 岩手会の御労苦に敬意を表すと同時に、同レポートが示している岩手県の状況に思いを致します。
問10:震災後3ヶ月間と、その後の3ヶ月間後の比較における変化・異なる傾向
・震災後の不動産取引の特徴的な事項、具体的内容
・その他(国・県・市町村等に対する意見・要望)
 には、切実、具体的な状況が読みとれます。

 また当調査への意見・要望では、(1)アンケート結果、意見等を国、県、市町村等行政にしっかり届け、政策に反映させてほしい、(2)お互いの情報交換になるので継続してほしい。(3)各地域の状況の把握に役立つ。(4)震災以外でも、政治の混迷や、超円高等の問題で将来の予測がしにくい状況にある。調査結果はひとつの目安になるので、継続してほしい等好意的な意見が多かったが、3ヶ月前との比較の設問や7ヶ月後の予測の設問など、調査間隔に定期性がなく、正確な調査とするため検討の余地があるとの意見もあった。

※同レポートはボリュームが大きいせいかダイレクトには開きにくいので、ダウンロードの上でお読みになるのが良いようです。

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