3/18 備讃路

3/18 前夜に高松の宿に投宿していた茫猿は、マーケットの開くのを待って次男に渡す食材などの買い物をして高速艇で島へ渡りました。 飛び石連休中のせいでしょうか、島に渡る観光客やお彼岸の墓参り帰省客が十数名同船していました。

しばらくぶりに訪れた島は、美術館などが島に馴染み観光客も着実に増えているようでした。 早朝の一番船で島に戻り、イチゴの摘み取りや出荷作業で忙しい次男とはろくに会話することもなく、三時間ほどの島滞在で茫猿はフェリーと宇野線経由で岡山へ向かうのです。

何もないと島人は言いますが、そんなことはありません。 美術館も十分見応えのある施設です。 他にも壇山、棚田、島キッチン等々幾つも見所があります。 交通の便は離島だから良くはありませんが、派手々々しさの無い島の佇まいを楽しもうと思えば、価値ある島です。 コンビニは無いし自販機の数も少ないけれど、お仕着せでない自分で作る旅を楽しめる人には、風の音や雲の流れが身近に感じられる日常を離れた異空間を味わえます。
茫猿のスナップです、雨模様の曇り空ですから、やや不鮮明なのは我慢して下さい。 美術館、島特産の石で築かれた塀、フェリー、片山邸、棚田、瀬戸内海、海へ続く道、バス、蜜柑畑に満開の梅。 クリックすると拡大します。

   

   

  

翌日に予定があった茫猿は、慌ただしく島を発って岡山へ向かいます。今回の旅目標の一つである岡山市電を撮るために、夕刻までには岡山に着きたかったのです。水戸岡鋭治氏デザインの岡山MOMOがこの日の目玉なのです。 岡山MOMOはじめ、岡山の市電風景です。熊本のようにお城を背景に市電が運行される風景は撮れませんが、市電城下停留所を降りてしばらく歩けば、烏城に至ります。

   

   

MOMO電車の車内に郵便ポストがあるなんて、想像もしていませんでした。これも水戸岡デザインなのでしょう。きちんと取集され、しかも記念消印スタンプまで押して貰えるようです。 最後は『鄙からの発信』定番、岡山の蓋です。 岡山のMOMO乗車で、茫猿が乗った水戸岡デザイン車輌は、富士登山電車、JR三角線:時刻表の無い旅・天草編と三度目となりました。 次の目標は和歌山のタマ電車でしょうか。

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