【茫猿遠吠:陋屋歳時記:05.03.25】
公開質問の御回答を Web Site に掲載し始めて気付いたことがある。
先着順で掲載させて頂くのはよいとして、TOPページの掲示をどうすればよかろうかということである。
TOPページ(ホームページともいう)には、「茫猿遠吠」と「只管打座」の各カテゴリーについて最新記事3件を表示している。そうするとTOPページから入る読者は、この三件の記事の中から選択してしまうこととなり、少しばかり不公平が生じないかという疑念である。
そこで、TOP-茫猿遠吠の最新記事欄は他の記事タイトルで埋めてしまうこととした。そこで、些か斜に構えて、陋屋歳時記である。
暖冬の予想の割には、寒い日が多く三月に入って、彼岸の中日が過ぎても肌寒い日が続く。我が陋屋も梅以外は枯れ枝ばかりであったが、植物というものはよくしたもので、多少は寒くても時期が来れば蕾をふくらませ花を咲かせる。
れんぎょうの花が咲き始めた。茫猿の好きな花である。枯れ木が多いなかにすっくと伸びて、春に先駆けて黄色い花をいっぱいに付けてくれる。
れんぎょう【連翹】 モクセイ科の落葉低木。中国の原産。古くから観賞用に栽培。高さ約2メ-トル。枝は長く伸びて先端はやや垂れる。早春、葉に先だって鮮黄色・4弁の筒状花を開く。我が家の連翹は3mはある。幹周りの太さを見て下さい。
八重椿である。一本の木に深紅の花とピンクの花を付けてくれる。
開き始めた沈丁華である。(ジンチョウゲ)
沈丁花と書く人が多いが、茫猿は沈丁華と書きたい。
春の宵深く、酔って帰れば、沈丁華の甘い香りが静かに漂って迎えてくれる。朧月でもあれば、もう一献という気分である。
先日の梅に雪である。満開の紅梅に白雪がつもるという、陋屋辺りでは珍しい景色である。
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