サイトアイコン 鄙からの発信・残日録

咲き初め鄙桜

2016年春も鄙桜が咲き始めました。 「さまざまな こと思い出す 桜かな」《芭蕉》という句がある。誰にでも詠めそうでいて詠めない句である。桜の下にいて、この句を思い出し口にするという何気ないことが、じつにしっくりと腑に落ちてくる2016年春である。

まずは染井吉野桜、五分咲きくらいか。

次いで、ようように花芽を増してきた枝垂れ桜。

開き始めた大島桜。

今はまだ若葉に覆われているなかに、ちらほらと開き始めた鄙桜《大山桜》、数日もすれば此の春もライトアップをして、様々な人を憶う鎮魂の夜桜とする。

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