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花と実

ジャガ芋を収穫していたら、地表に転がっている小さな青い実を見つけた。ミニトマトより一回り小さな実である。一般に花は咲けども実を結ぶことの無いジャガ芋であるが、偶々に結実したらしい、幻のジャガ芋の実である。


どんな味がするのだろうと齧ってみたら、とくに渋くも苦くもない青臭いだけの味であるが、食せるものではない。ジャガ芋だって、花も咲けば実も結ぶということである。

ジャガ芋の花はこれである。《2016.04.30撮影》

掘り出したジャガ芋を蒸し上げて、バターをまぶして食した。家人とふたり「オイシイネ」と言い交わしながら、栽培者の至福を味わう。今日の昼食は掘りたて蒸したてジャガイモ・バター添えで終了。

馬酔木《アセビ》の花が咲いている。花一つ一つは小さなものであるが、連なって房となり、その房が葉陰をうめているのは、それなりに眼福ものである。

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