茫猿の事務所は岐阜市役所の近くにある。市役所の近くには岐阜新聞社も所在する。 市役所に調べものに行ったあと昼飯をどうするかと考えた時に、岐阜新聞社一階のカフェレストランを思い出した。 このカフェはLa Nimaといい、テラス席も設けている。 テラスで食事をするにはいささか時季はずれではあるけれど、その分何にも邪魔されずにゆっくりできる。
混み合う屋内を避け、テラスで「時間と自己」読みながら、のんびりとオーダーが届くのを待っていた、そのオーダーは「若鶏のコンフィーニュ&パン」、若鶏の蒸し焼き、サラダ添えであろうか。
《 場違いか 緑寿ひとり テラスなり 》
テラス・カフェレストランLa Nima の外観である。 陽気の佳い春・秋の頃、ここで仲間達とワイングラスを傾ければ、これまた至福の時であるのだが、この頃は何かと帰りを急ぐ人ばかりで、夕方に利用したことなどしばらく記憶に無い。
《 梅雨空を テラスで楽しむ 新書本 》
La Nima を撮ってから、ふと足許に眼をやると街路樹(イチョウ)の根元に、自生なのか誰かの植栽なのか、可憐な花が咲いていた。
《 歩道わき 咲く花つよし 梅雨しずく 》