統計分析技術・空間処理技術の進化と、不動産情報・民間データの蓄積は、分析・解析に様々な切り口を用意できるようになっています。 ご紹介するのは不動産市場の空間ダイナミクスです。 とても興味深い研究事績です。
東京都区部約3千地点、首都圏域で約4万4千地点について、ヘドニックアプローチによって推計された価格指数の地域詳細(推移)です。 価格指数の推移がビジュアルに表示されていますので、一度ご覧になってみて下さい。 《以下は、サイトからの引用です。》
「首都圏不動産市場の空間ダイナミクス」
リクルート社および大手オフィス仲介会社に蓄積された市場価格(取引価格),市場成約家賃をもとに,ヘドニック価格法によって,町丁目を単位として推計したものです。地点密度は,東京都区部で3134点,首都圏全域で,43572点に関して推計されています。2011年公示地価の住宅地の調査ポイントは,首都圏で4806地点のため,約9倍の空間密度で時系列的な傾向と合わせて観察できます。
首都圏マンション価格の時空間波及: 1986-2010 (10,000円/m2)
首都圏マンション家賃の時空間波及: 1986-2010 (10,000円/m2 per month)
首都圏戸建て価格のの時空間波及: 1986-2010 (10,000円/m2)
東京都区部オフィス家賃の時空間波及: 1986-2010 (10,000円/m2 per month)
上記に関わる論文は、これである。
「オフィス市場の土地利用転換-ランダム・パネルプロビットモデル推計」
《話はがらりと変わるが》
日本維新の会が公表する選挙公約が目まぐるしく二転三転している。 予想されたこととは云え、ナントモハヤ凄まじいことであるし、有権者を愚弄するに等しいことでもある。
「内田樹の研究室」 より
※最低賃金制の廃止について
※「フェードアウト」について
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