なんともありきたりの表題であるが、桜が咲くと一段と鳥の声が賑やかになってきている。 桜の花を啄みに野鳥が集まってきているようである。 人は花《八重桜の塩漬け》を桜湯にするし葉《大島桜の若葉》は桜餅にして食するのだから、鳥たちが花や蕾を啄みに来ても不思議はないのである。 ツバキの蜜も好物のようである。 今朝は鶯が覚束無い鳴き声を聞かせていた。 陽射しがあれば、風は爽やかなのである。 朧月にはまだ早いが、夜桜にかかる月も佳き風情である。
桜には、やはり青空が似合う。もう八分から九分咲きの染井吉野。
まだ若木だが、それでも茫猿の倍くらいの高さに育った枝垂れ桜。
花に来ている野鳥、下から撮っているし望遠レンズは息子達に払い下げて、もう手許にないから、確かめる術がなく名前は定かでない。 画面には二羽写っている。
花に代わって、楓の若葉