記事更新の頻度が落ちていた今年の初め頃には、まだまだ先のことと思っていたのに、この号は2499号である。 区切りの2500号直前の号となった。 といって、なにかそれらしいことを記すわけではない。 暖かい日ざしと霞んだ空に誘われて鄙里を切り撮った写真を載せるだけである。
ヤブツバキが咲き始めている。 ヤブツバキにはあまり多くない白い花である。
鄙里の花木は、主なものは桜《山桜、大島桜、寒緋桜、染井吉野、御衣黄桜、枝垂れ桜》であるが、桜と並んで多いのが椿である。 暮れに咲く山茶花にはじまり藪椿、そして幾つかの八重椿、夏椿《シャラノキ》などが半年近くのあいだ次々と花を咲かせる。 ここ数年は、実生や買いもとめるモノなど椿を増やしているから、あと十年もすれば椿屋敷ともなるだろうと考えている。 桜、椿のほかにも梅、薔薇、山茱萸、木蓮、満作、花海棠、臘梅、皐月、平戸躑躅、満天星、馬酔木、金木犀、銀木犀、花梨、菊桃、雪柳、木瓜、紅周防、木槿、夾竹桃、大山蓮華、山吹、山法師、牡丹芍薬、紫陽花、山梔子などなど大小様々な花木が春そして夏、秋にかけて花を咲かせる。 花を愛でるものではないけれど、小さな花を付ける蜜柑、柿もある。 季節きせつに咲く花に時の移ろいを教えられながら、茫猿の残日録は頁を重ねてゆくのである。
折々の花は、このサイトのタグ「花」で検索すれば、時々に撮った写真を見ることができる。
《2014.03.18 追記》
前号記事「地価上昇と税評価」では地価の上昇傾向を伝えたが、本日発表の地価公示では「全国平均では、住宅地、商業地ともに依然として下落をしているものの下落率は縮小傾向を継続。三大都市圏平均では、住宅地、商業地ともに上昇に転換。上昇地点数の割合は全国的に大幅に増加。特に三大都市圏では、住宅地の約1/2の地点が上昇、商業地の約2/3の地点が上昇。一方、地方圏では住宅地、商業地ともに約3/4の地点が下落。」と伝えている。 都市圏は上昇、地方圏は下落幅縮小するものの、依然として下落傾向という二極分化がさらに鮮明になったと云える地価動向である。 また上昇率全国・全用途五地点に3.11被災地から三地点が入った。 《石巻-17:15.1%、いわき-27:11.6%、石巻-18:11.5%》 詳しくは、「平成26年地価公示の概要」を参照。
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