今日の(2020.02.10)当地は初雪である。積もるほどではなく地面を濡らす程度の雪であるが、随分と遅い初雪である。
「鄙からの発信」アーカイブを検索してみたら、初雪を知らす記事で一番早いの日付は2009.12.19である。雪と黄葉、雪と甘夏などの写真も載せている。一番遅いと思われる日付は2017.1.14である。凡そ10cmの積雪量と記録している。
多少は白さを増したかと思えるが、いつもの年に比べれば少ない積雪である。画面右上にかかる桜はまだまだ蕾堅しの染井吉野である。花の頃に雪があれば絵になるのだろう。
如月といえば西行であろう。
願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ
ここで云う如月は旧暦だから、現在の三月半ば過ぎであろうか。
伊吹に似合うのも、西行が詠んだのも”桜”であろうが、今の我が家では梅である。背景にかすむのは伊吹、枯れ枝は芽吹き前の柿である。
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