彌天芙敬に倣う(7月の経過-5)

 2020.07.28(火曜)
 明日は外科執刀医と面談する予定である。我が身にメスを入れていただく主治医に、明日07/29 11:00に初めてお目にかかる予定である。

 今や「マナ板の上の茫猿」である。然るべく「よろしくお願いします」である。予々(カネガネ)、年齢を重ねれば何かの病を得るのは当然のことと考えていた。既に2018.05には脳梗塞を患った身であれば、いずれ訪れて来る可能性の高い「脳梗塞再発」、「なにかの癌発症」、「心筋梗塞その他の老病発症」のうち、高齢者には蓋然性が高い“癌発症”なのである。

 振り返れば、検査と結果告知待ちの一ヶ月だった。06/23生体検査 〜 06/29癌の疑い告知、7/01 経口内視鏡検査 〜 07/10癌の告知、07/15-/20 PetCt検査及び下部消化管内視鏡検査等 〜 07/22 外科手術告知、07/29手術日決定 〜 入院予定日までおおよそ10日間程度の待ちであろう。 

梅雨明け待ちの蝉、待ちきれず鳴き始めた

 食道癌の術後が如何様なものであるのか、身に知らされるのはこれからである。予後に痛みなど少なく、早く旨いものを食えるようにと願うのみである。示されている持参するものを用意して予定日が来れば病院へ向かうのである。

 得意淡然 失意泰然とよく云われるが、泰然なる様を自演する所作は解らないけれど、淡然ならば些かは理解できる気がする。淡々と施術日を迎えたいものである。

此の秋も秋刀魚は不漁につき高値と聞くが、
スダチの実はタワワに稔る。

 そこで入院する前に、本日までの記録をどうするか改めて考える。といって公開は決めている。問題は公開予定日の設定を手術予定日〜退院予定日とするか、退院以後とするかである。安全なのは退院後であるが、それであれば記事に手を加え飾り直すこともあろう。だから退院予定日には、本日までの記録のすべてを公開済みとすることに決めて、記事に手術予定日からの日付を予約入力して保存する。

《2018年5月に患った脳梗塞の記録は『鄙里は緑なりき-1、-2  : 2018年5月4日』として記事にしているが、これは事後の記事である。》 そして”深谷かほる”さんの「夜廻り猫」である。今夜も染みる。施術日までに、自映像を撮り直しファイルを更新しておこうと考えている。

【第六三一話】 おじさんと河原猫(前編)(2020/07/20)

【第六三二話】 おじさんと河原猫(後編)(2020/07/27)

(7月の経過-6)に続く

《ご寛恕下さい》本記事は公開予約投稿です。2020/08/15以前に記事を作成し、08/20以降にサーバに公開予約をして開示するものです。したがいまして、本記事をご覧になってお問い合わせなどのメールをお寄せ頂きましても、筆者茫猿はメールを読むことも、当然お返事を書き込むことも叶いません。入院に際して病室に「MacBook Air」は持ち込んでおりません。またWi-Fi環境も有りません。悪しからず、御了承下さい。

尚、予定通りに開示されたのであれば、本記事は3200号記事である。

《表題について》「彌天芙敬に倣う」とは我が父母の法名(一般には戒名とも云う)彌天(父)、芙敬(母)に倣う(ナラウ)である。父母の旅支度及び旅立ちを手本としてまねると云う意味である。

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